サプリメント最前線

MRPを使ってみよう!-Part 1

Part 1 [MRPを使ってみよう!]

「食事代わりのサプリメント Meal Replacement Powder」。もはやMRPはアスリートだけではなく、一般的なライフスタイルにとっても必要不可欠なサプリメントとなってきました。忙しい人が朝食代わりに飲んだり、小腹が空いたときのオヤツにしたり、ダイエット中の人は夕食をMRPだけにしてみたりと、さまざまなシーンで活躍している姿が見られます。
味も良く、手軽に必要十分な栄養が摂取できるMRP。健康的なトレーニングライフを心がけている私たちにとって、もはや欠かせないものです。これから数回に渡ってMRPについて紹介していきましょう。

■ 元は病人食?

実はMRP、かなり昔から存在していました。それは「病人のための処方食」としてです。食欲が無く、どんどんやせ細っていく患者には、無理にでも栄養を摂らせなくてはなりません。点滴だけでも何とか栄養補給は可能ですが、やはり限界があります。できることなら、口から栄養を補給したいところ。そこでMRPタイプの処方食が開発されるようになりました。液体なので食欲が無くても摂取可能だし、栄養配分も合理的にすることができます。
これをスポーツサプリメントに導入したのが、スコット・コネリー博士。彼の開発したMetRxというサプリメントが、MRPの先駆けとなりました。
余計なカロリーは摂りたくない。だからタンパク質だけを補給するためにプロテインを飲み、食事は別に食べる。このような考え方が支配的だったスポーツサプリメント界において、「食事そのものをサプリメントにする」という考え方は画期的でした。その利便性、味の良さ、巧みなマーケティングにより、MetRxはたちまちボディビルダーやアスリートたちの間に広まっていきます。

■ MRPに求められるものとは

しかし急激な進化を続けるスポーツサプリメント界では、MetRx に含まれる栄養成分に対して、徐々に不満が出てくるようになりました。「もっとタンパク質の量を増やしたい」とか、「質の良いホエイだけを使いたい」、「炭水化物の量を減らしたい」など、ユーザーからの様々な要求が出てきます。こういった要望に応じて、各社からMetRxをさらに改善したMRPが発売されるようになってきました。
さて、良質のMRPとは、どのような条件を満たすものなのでしょうか?まず食事の代わりという性質上、MRPは五大栄養素を含む必要があります。ここで問題になってくるのは、

  • ・炭水化物とタンパク質、脂肪の比率配分
  • ・炭水化物とタンパク質、脂肪それぞれの配合量
  • ・炭水化物とタンパク質、脂肪の種類
  • ・配合するビタミンやミネラルの種類
  • ・配合するビタミンやミネラルそれぞれの量

主にこの五点です。次回からは、これらについて考えていくことにしましょう。

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