サプリメント最前線

MRPを使ってみよう!-Part 2

Part 2 [MRPを使ってみよう!]

前回はMRPの簡単な歴史について紹介致しました。さて今回からは、理想的なMRPとはどういうものなのかについて考えていきましょう。

● 炭水化物とタンパク質、脂肪の配合について

MRPは食事の代わりとなるもの。ですからプロテインなどと違い、炭水化物や脂肪も入っている必要があります。では、それらの配合比率をどうするか。
日本人の平均的な食生活でいうと、だいたい炭水化物:タンパク質:脂肪=55%:20%:25%となっています。ちなみにこの>「炭水化物(Carbohydrate):タンパク質(Protein):脂肪(Fat)」の比率のことを、それぞれの頭文字をとって「CPF比」と呼びます。
MRPは食事の代わりであるので、CPF比も55:20:25にする。このように考えるのが普通です。しかし、この考え方にはいくつかの問題点があるのです。

まず最初に考慮すべきこと。それは、MRPを使うのは大半が運動をしている人だということです。運動をしている場合、タンパク質の必要量が増加しますから、一般人とは理想的なCPF比が違ってきます。もっと「P」の割合を増やさなければなりません。
さてそうすると、「C」と「F」、すなわち炭水化物と脂肪の割合を減らす必要が出てきます。ここで両者から5%ずつ減らし、タンパク質の割合を10%増やすと、CPF比は50:30:20になります。だいたいこの比率が、運動をする人の理想的なCPF比だと考えてください。なおこれは食事だけでなく、プロテインやMRPなど全てをトータルした上での、一日のカロリーバランスを示します。

次に問題となるのは、食事からは容易に炭水化物や脂肪が摂れるけれども、タンパク質は意外に摂りにくいということが挙げられます。ですから普通の食事で無理にタンパク質を取らなくても良いように、MRPのタンパク質比率を多めに設定しておけばどうか、という考え方が出てきます。
しかしこの考え方が行き過ぎると、「それならプロテインを飲もう」ということになってしまうわけです。あくまでも食事の代わりとしてのMRPなのですから、炭水化物や脂肪も十分に配合しておかねばなりません。
ということで、ここでも「C」と「F」から5%ずつ減らし、「P」を10%増やしていきます。するとMRPのCPF比としては、45:40:15となります。

そして最後に、MRPをダイエットに使う人もいる、ということを考える必要があります。この場合、トータルでのカロリーを控えめにしなければなりません。ダイエット中は筋肉が落ちやすくなっているため、特にタンパク質の摂取量には気を使う必要がありますので、タンパク質の量はどうしても減らしたくないところです。よって、ここでも炭水化物と脂肪を減らす必要性が出てきてしまうのです。
よってここでさらに「C」と「F」から5%ずつ減らし、「P」を10%増やしていきます。
すると最終的なMRPのCPF比は40:50:10.だいたいこれくらいの割合が、MRPとして求められる最大公約数的なものだと言えるでしょう。
次回はCPFそれぞれの具体的な「量」について考えていきます。

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