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強靭な関節をつくろう!

強靭な関節をつくろう!

ハードにトレーニングをしている人にとって、怪我はつきものです。膝や腰、肩などに故障を抱えながらウェイトと格闘している人のほうが、むしろ多いくらいではないでしょうか。
順調にパワーアップできていたのに、怪我をしてしまって後戻り。それでは意味がありません。怪我をしないカラダづくりこそが、継続的な進歩をもたらしてくれるのです。

さて、怪我といってもいろいろですが、ジムで起こる怪我というのは主に「関節の怪我」だと言えるでしょう。関節とはすなわち「腱」や「靭帯」、「軟骨」などの結合組織を指します。この「結合組織」を強くすれば、怪我をしにくいカラダに変身できるのです。

● 結合組織を強くするには? ~コラーゲンについて

結合組織は、主に「コラーゲン」と「プロテオグリカン」から形成されています。これを鉄筋コンクリートに例えると、コラーゲンが鉄筋で、プロテオグリカンがセメントとなります。この二つが組み合わさることによって、関節の強度が保たれているのです。

さて、まずはコラーゲンから考えていきましょう。
コラーゲンはグリシンやリジン、プロリンなどのアミノ酸から作られています。だからまずは十分なタンパク質を摂取すること。そうすればコラーゲンの材料を確保することができます。
またアミノ酸からコラーゲンを合成するときに、「ビタミンC」が必要とされます。タンパク質とビタミンCを摂取することが、体内でのコラーゲン合成の必要条件となります。
ただしコラーゲンの合成能力は、30代になると少しずつ衰えてしまいます。ですから体内での合成だけでなく、外部からコラーゲンとして別に摂取することが必要になってくるのです。
コラーゲンにはさまざまな種類があるのですが、特に関節に多いのが「Ⅱ型コラーゲン」。しっかりとタンパク質とビタミンCを摂り、さらにⅡ型コラーゲンを補給していけば万全の状態と言えるでしょう。

● 結合組織を強くするには? ~プロテオグリカンについて

プロテオグリカンは、ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸、ケラタン硫酸やヘパラン硫酸などの「グリコサミノグリカン(GAG)」から形成されています。このGAGの主な構成物質となっているのが「グルコサミン」です。グルコサミンを摂取することによって、プロテオグリカンの主な材料を補給することができます。
ただしコンドロイチン硫酸はグルコサミンから作ることができませんので、これは別に補給する必要があります。ですから「グルコサミン+コンドロイチン」のタッグによって、プロテオグリカンをスムーズに合成できるようになります。

また、特にコンドロイチン硫酸やケラタン硫酸などには、「イオウ」が多く含まれます。このイオウを補給してくれるのが、「MSM(有機イオウ)」です。またMSMには痛みのインパルスを抑えてくれる作用もあるため、鎮痛作用も期待できます。

以上をまとめると、

  • ・体内でのコラーゲン合成のために十分なタンパク質とビタミンC。
  • ・関節に多いⅡ型コラーゲンを外部から補給。
  • ・グルコサミンとコンドロイチン、ヒアルロン酸、MSMによってプロテオグリカンの材料を補給。


これらを満たすことができれば、強い関節をつくることができます。また既に怪我をしている場合にも、通常よりもスピーディな回復が見込めるはずです。

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