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一歩先に行くトレーニングテクニック-Part 5

一歩先に行くトレーニングテクニック-Part 5

腕相撲を強くするには
トレーニングを続けてカラダができあがってくると、口さがない人などは、「どうせ見せかけの筋肉でしょ」などと陰口を叩くものです。そして意外に多いのが、腕相撲を挑まれることではないでしょうか。勝てば良いのですが、そこで負けてしまったら、もうアウトです。プライドはズタズタに引き裂かれ、「みせかけ筋肉」のレッテルを貼られ、ジムに行く気力も無くなってしまいます。
実際に力が強いことを示し、「みせかけだ」と言ってくる口を黙らせる。そのためにも腕相撲は強くあらねばならないのですが、実は腕相撲で使う筋肉は、普通のウェイトトレーニングでは鍛えにくいのです。

腕相撲で力を入れるときのことをイメージしてみてください。右手でやる場合は、自分の左側に腕を倒していきます。しかしこれは、肘関節を普通に曲げるのとは全く別の方向に力を入れているということが分かるはずです。ここでの動きとしては、腕の「内旋」であり、この働きを受け持つのは、実は腕の筋肉ではなく、肩甲下筋と呼ばれる肩の筋肉なのです。
肩甲下筋を鍛えるためには、ケーブルやチューブを使って行う「インターナル・ローテーション」が良いでしょう。ただしこの筋肉はインナーマッスルに相当しますので、あまり高重量は扱わず、15~25回程度を正しいフォームで行うようにしてください。
 


とはいえ、せっかくウェイトトレーニングをしているのですから、鍛え上げた腕の力を腕相撲に応用できるのなら、それに越したことはありません。では、腕相撲で腕の力を上手く利用するには、どうすれば良いのか。
これは簡単なことです。普通は自分の左側、真横に腕を倒していくところを、少し方向を変えて力を入れるようにします。具体的には、拳を真横ではなく、手前に引き付けるようにしてみましょう。真上から見た場合、普通は9時の方向に力を入れるところを、7時の方向に力を入れるといえば分かりやすいでしょうか。
そうすれば、肘を曲げる筋肉の力を上手く使うことができ、簡単に相手を倒すことができるはずです。
なお、この場合は上腕二頭筋の長頭や、上腕筋が強く働きます。よって腕相撲の強さを狙うのならば、バーベルカールよりも、ハンマーカールを重視して行うようにしてください。他にも、高重量を使って腕の力で引き上げる「ワンハンド・ダンベルロウイング」や、片手での懸垂(逆の手は、動作を行うほうの手首を持って行う)なども、腕相撲を強くするのには効果的です。

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