特集

忘年会で脱ぎまくる!

忘年会で脱ぎまくる!

脱ぎまくるための5つのルール

上司も新入社員も女子社員も、ウォリアーがスーツの下にまとう肉体の圧倒的な存在感の前にはひれ伏すしかない。そしてそれが露わになった時、我々の生き様に感化された新たなウォリアーが生まれる。しかし、もし脱いだ時、腹がだらしなくたるんでいたり僧帽筋に張りがなかったら、どうだろう。それは単なる露出狂に成り下がる。ウォリアーならば宴席が続く時期でも自分に甘えることなく、常に「仕上がった」状態でいることだ。そこで今回は、この時期でも「脱ぎまくる」ために、忘年会の席で守るべき五つの掟を伝授しよう。

【其の壱】
「何はともあれ"駆けつけ一丁"!」

まず、注目すべきはアルギニン。アルギニンとはアミノ酸の一種で、血流を増加させ、成長ホルモンの分泌を促進するためパンプアップと脂肪燃焼効果が期待できる。これを含む代表的食品が、豆腐やかつおぶしだ。そこで宴席に着いたら、かつおぶしをたっぷり載せた冷奴をまず食べてほしい。また、高野豆腐もアルギニンを多量に含んでおり、お勧めだ。そして急激に血糖値を上げ、インスリンを大量に出さぬよう、最初に野菜を食べておくことも忘れずに。忘年会の会場に30分前に到着し、乾杯前にサラダと冷奴を食べておけばベストだ。

【其の弐】
「とりあえずビール→ずっとビール!」

お酒を飲むと、摂取したアルコールを分解するために多くの水分が消費される。そしてアルコールの利尿作用により、水分はどんどん体外に排出される。つまり、脱ぎまくり、見せつけるためにベストなお酒は、利尿作用が高いビール。水分を出せば筋肉のカットが浮き上がり、「キレてる!」コールが飛ぶことは間違いない。ただしお酒を飲む際は本来、水分をたくさん摂取することが大事。ビールだけひたすら飲むのは、肝臓をはじめ体に負担がかかる。くれぐれも自己責任で、節度を持って行ってほしい。

【其の参】
「味が薄くても、醤油は(なるべく)我慢!」

塩分をたくさん摂ると、体内の塩分濃度を調整するために体は水分の排出を抑える。つまりバリバリの身体を見せなければならないのに、身体がむくんでしまうのだ。脱ぎまくり、翌日もハードなトレーニングライフを送るためにも、塩分の過剰摂取は避けたい。忘年会場で饗されるメニューで、塩分をセルフコントロールできるメニューの代表は何か。刺身だろう。血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させ、血液の循環をよくする不飽和脂肪酸(DHA、EPA)を豊富に含むアジ、サバ、イワシ、サンマなどの青魚、抗酸化作用の強いアスタキサンチンを含むサーモン、たんぱく質の豊富なマグロの赤身などを、醤油少なめで食べることだ。いや、醤油はかけずに素材本来の味を楽しもう。

【其の四】
「酒は飲めども、呑まれるな!」

体内でアルコールを分解するために、BCAAやグルタミンが消費されることを知っておこう。日ごろからせっせと摂っている大切な栄養が使われてしまうのである! つまりバキバキの肉体を保つためには、過度の飲酒は禁物。また、飲む前には必ずBCAAを摂っておくこと。そして飲んだ後は、グルタミンが役に立つ。アルコールを分解した際に出る毒素「アセトアルデヒド」を分解するには、アミノ酸が必要だからだ。そして宴席では、常に心身の緊張を保ち「呑まれない」こと。呑まれてしまえば筋肉に力を入れるどころではない。「ウォリアーたるもの、常にフロントリラックス」だ!

【其の五】
「"あしたのために"シメはホエイSP」

忘年会を楽しむことも大切だが、明日に備えることも必要だ。明日も力みなぎるトレーニングをして、忘年会で脱ぎまくる。そのためは、グルタミンを大量に摂ってカタボリックを防止してほしい。グルタミンは筋肉中の遊離アミノ酸の約6割を占める、体内で生成できる非必須アミノ酸。だが枯渇すると、体は新たなグルタミンを作り出すため筋肉を分解してしまう。これは、我々にとって死活問題だ。そこで忘年会の後、たんぱく質の他にグルタミンを多く含む「ホエイSP」を摂ってほしい。そう。ウォリアーにとっては、忘年会後の30分もまた"ゴールデンタイム"なのだ!

宴席前、心に刻む「珠玉の言葉」5選

社会人ならば忘年会は避けられぬ儀式。しかし、高い理想を持ち、自らを研磨し続けるウォリアーなら、酒は飲んでも呑まれてはいけない。年末年始でもトレーニングへの向上心をなくさぬために、アスリートや著名人の珠玉の言葉を5つ選んだ。出かける前にご一読を。

「小さいことを重ねるのが、とんでもないところに行くただ一つの道」 ~イチロー

シアトル・マリナーズ時代の2004年10月1日、シーズン258安打を達成した直後の会見で語った言葉。われわれウォリアーも今できるマックスの重量を追い求め、地道なトレーニングを積み重ねていこう。それはいつしか、忘年会で皆の度肝を抜く巨大な筋肉の鎧として結実する。

「人間にとって、苦悩に負けることは恥ではない。快楽に負けることこそ恥である」
~パスカル

フランスの哲学者ブレーズ・パスカルの言葉。筋肉はそう簡単に大きくならない。ベンチプレスの挙上重量は伸びては壁に突き当たり、を繰り返すもの。だから、いくら年末であっても、目先の快楽に溺れてしまってはダメなのだ。

「技は力の中にあり」
「相手より強くて、速くて、上手ければ、必ず勝てる」
~大山倍達

極真空手の創始者・大山倍達の言葉。どれほどのテクニックがあっても、圧倒的なパワーの前には屈してしまう。つまり、筋力は技術を凌駕する。その思いを胸に、毎日のトレーニングに励みたい。

「能力が、君がどんなことをできるかを決める。意欲が、君が何をするかを決める。そして、競技に取り組む姿勢が、君が成功するかどうかを決める。人生の成功は、毎日の瞬間瞬間に築き上げていくものだ」
~ルー・ホルツ

アメリカンフットボールの名門・ノートルダム大で、史上2人目となる100勝コーチとなったルー・ホルツの言葉。怠惰に生きたいという短期的な欲望と闘い、自分自身と闘い、自らを高みへと導くウォリアーなら、常に自己統制を行うことが大事だ。

「今日できることを、明日に延ばすな。
今日それを片づければ、明日はそれが楽しみになる」
~ジェイムズ・ミッチェナー

ジェイムズ・ミッチェナーは20世紀のアメリカの作家。たとえ忘年会があっても、トレーニングを怠れば筋肉は容赦なく衰える。今日できるトレーニングを明日に延ばしてはいけない。精進し、今日もバーベルを握りしめるべし。

前田成彦

前田成彦 編集者&ライター。高校、大学、社会人でアメリカンフットボールをプレー。一般企業勤務を経て、現在は株式会社オフィス221代表。本誌を始めとしたスポーツ媒体を中心に制作、執筆中。〆切に追われつつも「ウォリアーの端くれ」を目指し、「ホエイプロテイン スーパーストイック」を愛飲。おっさんボディ脱却を目指し、日々トレーニング中。現在のベンチプレスのMAXは(たった)90㎏。目標は年内で100㎏、春先に120㎏。そして夢の200㎏挙上を目指す!

Share
twitter
facebook
印刷用ページへ