私のマッスルミート&マッスルメイト

【Vol.9】株式会社ドーム 営業企画第三部 部長 上棚 洋

【Vol.9】株式会社ドーム 営業企画第三部 部長 上棚 洋

私のマッスルミート...。正直、記憶は定かではないが、今思い起こせば間違いなくこの一瞬が私のマッスルミートだったといえる瞬間があった。そう、それは、アメリカンフットボール部に入部して半年が経とうとしていた高校1年の冬であった。

小学校、中学校と野球に明け暮れた。月並みながら、高校で甲子園に出て六大学野球で活躍し、プロ野球選手になることを夢見る野球少年。今思えば、身の丈を考えず甲子園を狙える高校に進学したのが始まりだった。

神奈川県でも強豪校といわれる高校に進学したまではよかった。しかしそこは当然ながら、全国各地からいわゆるスポーツ推薦(野球推薦)で入学し、将来のレギュラーを確約されているような新入生がたくさんいる場所だった。とはいえ、私のように中学軟式野球部上がりで甲子園を夢見て入部する輩も多くおり、新1年生だけでも、ざっと100名は超えていた(進学した法政二高はそもそも、神奈川県でも有数のマンモス校。スポーツが盛んで有名)。そして、その100名に上る新1年生を、本入部までにできる限り少なく、絞り込むこと。それが上級生となった新2年生の「初仕事」というわけだ。

要はいかに「辞めさせるか」ということ(詳細については割愛させていただくが...)。その成果の一人として、頭を五厘刈にしたにもかかわらず、甲子園そしてプロ野球選手になる夢は、高校生活わずか3日で儚くも散った。

ただ幸か不幸か、上述した通り同校はスポーツの盛んなマンモス校。私立校ならではのさまざまな部が多くあった。そして、これまで多くの「野球部崩れ」(野球部を辞めた人間はこう称された)が、野球とはまったく別の競技で多数活躍していたのもまた事実。そういった背景と環境もあり、高校生活3日間で儚くも散った夢に落ち込むこともなく、その3日後にはアメリカンフットボール部の門を叩いた。

理由は簡単だった。アメフトならば、スタートが新1年生皆横一線。野球とは違い、やれ「どこそこのシニア出身」などのブランドは存在しない世界だ。そして単純に...坊主にしなくていい。アメフト=カッコいい=モテそう(男子校ならではの単純な発想)。

もちろん、それなりに厳しい上下関係はあった。しかし野球部と比べたら、ずっと居心地のいい空間だった。さっそく、仮入部生として練習に参加。当たり前のことながら、新1年生は「走り込み」と「筋トレ」中心の練習である。しかし私にとっては、精神的にも体力的にも十分余裕があったのは言うまでもない。走り込みで息が上がり、筋トレで筋肉が悲鳴を上げようが、心地いいつらさに充実感さえ覚えていた(不思議な感覚だった)。

にもかかわらず、同じアメフト部の同級生からは「お前、練習つらくて野球部辞めたのに大丈夫?」と言われることもしばしばあったが、まったく気にならなかった。おそらく、アメフト部のつらい走り込みや筋トレについて行けるかと気遣ってくれたのだろう。

また自分で言うのもなんだが、身体能力の高さを感じ始めたのもちょうどそのころであり、「もしかしたら、野球よりイケるんじゃねーか!?」と勝手に思い始めたのを今でも鮮明に覚えている。実際に、高校、大学、社会人実業団でプレーして、引退後のコーチも含め、40歳になるまで人生の半分以上をアメフトに費やすことになるのだが...。

前置きはそれくらいにして、本題について話を進めよう。

アメフト部に入部当時、上級生が皆、「おっさん」に見えたと同時に、分厚い胸板とポパイのような力こぶに驚かされたのを今でも鮮明に覚えている。

そして格闘技ともいわれるアメフトゆえ、対戦相手よりパワーがあったり身体がデカい方が断然有利であることは言うまでもない。また、野球はよく「準備のスポーツだ」と聞かされていたが、アメフトはそれ以上に準備が必要なスポーツだ。まずは身体を作らなければ、試合はおろか練習さえ出させてもらえない。そんな危機感を常に感じていた。

アメフト入部当時、172cm/65kgと特に身体が大きかったわけでもなく、身長の伸びもほぼ止まりかけていたことがさらに危機感を増幅させ、ウエイトトレーニングには他の誰よりもとにかく真面目に多く取り組んだ。そして上級生なり、同級生なりに負けないため、まずは力(パワー)を、筋肉をつけなければ、と必死だった。

とはいえ、1年生が使用する6畳ほどの小さな汚い部室は、両サイドの壁に物置の棚があり、その部室の真ん中にベンチ台とバーがある程度。もちろん、学校には最新鋭のマシンをそろえたトレーニングセンターもあったが、使いこなす知識も体力もなかった。また、映画『ロッキー』ではないが、強くなるためのトレーニングといえば、地味(泥臭い)なトレーニングしかない、というわけのわからない思考が頭を支配していた。

もちろん、当時の私にはトレーニングと栄養、そして休養という概念はまったくなかった。やればやるだけ強くなる(筋肉がつく)と思っていたのは、若気の至りということでご勘弁いただきたい。そして身長はほぼ止まりかけていたものの、成長期だったことが幸いし、少なからず上半身は発達していった。だがその反面、入部(=ウエイトトレーニング開始)から半年が過ぎても、目に見えた効果が現れなかったことに焦りを感じていたのもまた事実...。

そんな高校1年生の冬のオフ明け。オフ中のトレーニングの成果を確認し、これから始まるシーズンに備えるために、チームで体力測定を実施した日のことである。

40yd走の測定の時だった。普段の練習メニューのダッシュでは特に目立って速かったわけでもなく、かといって遅いわけでもなかった。というか、よくも悪くもツラい練習は、目立たぬよう、無難にこなしていた。そんな自分が、今となっては腹立たしい。

で、体力測定の話に戻すと...。

40yd走の測定は二人一組で実施、偶然にも、当時私が目標としていた先輩と走ることとなり、これが後のフットボール人生を大きく左右する結果(測定)となる。一緒に走ったのは、3年生が引退し、新チームとなっていたキャプテンだった。格闘技でもやっているかのような大きな身体から発する、圧倒的なパワーで相手をねじ伏せる中心選手。もちろん身体も鍛え抜かれており、足は他の誰よりも速い。練習のダッシュでは常に先頭を走り、チームを引っ張る。まさに理想のキャプテンだった。

そんなキャプテンと、40yd走の一騎打ち。

チームメイトの誰もが、勝負にならないと思っていただろう。私自身でさえ「いい噛ませ犬になっちゃうな...」と意気消沈。しかしながら、結果は違った。

皆の予想を遥かに上回る結果には、私自身が一番驚いた。なんと私とキャプテンは、ほぼ同時にゴール。キャプテンが手を抜いている?と思えるほどの結果に、誰しも目を疑った。しかしお互い手を抜いていないことは、計測した数値が証明してくれていた。

重要なのは、何秒で走ったかではない。あのキャプテンと互角の足の速さでありながら、普段の練習で流していたのが発覚したことだ(笑)。

「てめぇ、練習でいつも流していたな!」

怖い先輩方にシメられたのは言うまでもない。

そんな風に、実は足が速いのが「ばれた」ことに盛り上がっている最中、誰かのこんな声が聞こえた。

「お前、上半身に筋肉ついているもんな。足も速くなるよ」

その時は聞き流した。しかし帰宅後、風呂に浸かり「そういえば誰かがそんなことを言っていたな」と思い出した。

オリンピックの男子100mの選手は皆、上半身の筋肉がハンパない。だから足が速いのかな...? とふと考えた(もちろん足が速くなるのは、それだけの理由ではないが...)。そして、ふざけ半分で大胸筋に力を入れ、風呂場の鏡を見た瞬間...。

「あれ?今まで意識していなかった胸の谷間が妙にあるぞ...結構、筋肉がついているんじゃないか?」

高校生が故の単純な発想から、足が速い=上半身の筋肉がバリバリに鍛え上げられている。しかも大胸筋だけでなく、上腕二頭筋、僧帽筋、腹筋...要は正面から確認できる部位すべてが、明らかにこれまでとは違って見えた。

それが私のマッスルミートであった。40yd走の記録を叩き出した上半身の筋肉を初めて意識した瞬間だったと同時に、アスリートとして自分の可能性にチャレンジしていくきっかけとなった瞬間である。

ある一部の筋肉にフォーカスした出会いではない。筋肉はバランスよくついており、特定部位の隆起やカットの出現によるマッスルミートではなかったことが、妙に印象深い。

大学、社会人と続けたアメフトの競技性もあったが、その日以来、ウエイトトレーニングは私のライフスタイルの一部となった。もちろん、現在も続けている。もはや「歯を磨く」ことと同じ感覚だ。

余談だが、私はボディビルダーではない。ゆえに、これ以上身体を大きくする必要もなければ、そう思ってもいない。むしろ私にとって、トレーニングとは「心」を鍛えるもの、という意識の方が強い。どんなに疲れていても、夜遅くても、寝る前には必ず歯を磨くだろう。トレーニングも一緒である。

ただし、本当に疲れて夜遅くなった時のトレーニングは「歯を磨く」時以上に、その1歩を踏み出す覚悟なり、勇気なりが必要である。最終的に「やるかやらないか」は気持ち次第。そして、その1歩を後押ししてくれるのが、私のマッスルメイト...DNSのパワーゼリーである。忙しい現代人にとって、その利便性は言うまでもない。五大栄養素をいつでも簡単に摂取できることは、誰が何と言おうと、私にとって最大の魅力である。その中でも、特に私が好んで摂取しているのがDNSパワーゼリーだ。

まさに「本物の栄養」と「高い利便性」。この二つが融合した、究極のミールリプレイスメントといえる。DNSパワーゼリーは栄養補給とともに、私のハート(心)のガソリンとなってくれる大切なマッスルメイトなのである。

上棚 洋

上棚 洋
株式会社ドーム 営業企画第三部 部長
法政大学 出身:アメリカンフットボールは高校、大学、社会人と16年間現役でプレー。
お金では買えない物、それは「鍛え抜かれた身体」である。
お金では買えない物、それは「仕事で得た充実感」である。

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