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流浪の編集長徒然レポート 「DNS POWER CAFE 中野」訪問記

流浪の編集長徒然レポート 「DNS POWER CAFE 中野」訪問記

空気は乾燥している。頬に吹きつける風に感じるのは、冷たさよりも痛さであった。中央線を降り、駅の改札を出ると、目の前に広がる風景は雑然としている。サラリーマンにおじいちゃんおばあちゃん、学生、買い物帰りの主婦...。

多様な人々でごった返すこの街の名は「中野」。

その魅力をひと言で表すなら「混沌」だろう。ここ中野は江戸時代、物資の集積場として栄えた。そして鉄道開通により新宿との文化の融合が進み、中野ブロードウェイを象徴とするサブカルチャーの街として発展していった。

そして、この中野という駅名に心躍るウォリアーは多い。なぜならこの土地には、かつて小沼敏雄、谷野義弘、水間詠子、石川祐子といった王者を輩出した「中野ヘルスクラブ」があったからだ。ここ中野は日本ボディビル界の歴史を語る上で欠かせない場所であり、ウォリアーの「聖地」なのである。


「えっ!? いやだなあ。編集長なのに中野未体験なんて! すぐに行って下さいよ!」

サプリメント部・岡先氏の叱咤で幕を開けた2015年。わたくし「DESIRE TO EVOLUTION」編集長・前田成彦の初仕事は、ここ中野への訪問となった。

中野駅から徒歩数分の場所にある中野セントラルパーク。大手企業が入居するこのビルの1階に、今回の目的地DNS POWER CAFE 中野はある。


入店したのは金曜日の15時半ごろ。まず目についたのが、窓際のおしゃれなカウンター席。ここが決して筋トレマニアだけのために存在する男臭い場所では決してないことを実感する。そして、席には電源が完備。これは、非常にうれしいポイントだ。

何を隠そうわたくし、編集長という肩書こそ頂戴してはいるものの、社会的にはしがない個人事業主。そのため主な仕事場な自宅なのだが、気が散りやすいので、近所の電源のあるカフェで仕事をすることが多い。そして都度都度使うのが、緑のマークのチェーン店(いくつか存在しますよね)だ。

そういった店は確かにオシャレで居心地こそいいのだが、気になるのが、フード類が炭水化物系ばかり、ということ。いい年こいて独身。しかも、ちょっと食べたらすぐさまアスリートとは正反対のデブまっしぐらなわたくしには、少々気になってしまう。 その点ここDNS POWER CAFE 中野には、トレーニングでパンプアップした筋肉が喜びそうな、素敵なメニューがそろっている。仕事ができてパワーもつく、という素晴らしき一石二鳥が期待できるのは喜ばしい。

店内を見回すと、ベーグルを食べながらおしゃべりに精を出すおばちゃん2人組、パワープレートを頬張るおそらく30代であろう男性、ノートパソコンを広げ、オーガニックコーヒーを飲みながらたまに会話をしつつ、黙々と作業に没頭する学生とおぼしき女性2人と男性1人。トレーニング後の屈強な男達が居並ぶ光景を想像していたわたくしにとって、やや想定外...。

「実は、お客様の約4割は女性なんですよ」

と、店長の矢口貴也さん。

「一番にぎわうのは何といっても昼ですね。昼のお客さんのほとんどは上の階にお勤めのビジネスマンやOLの方々で、列ができるんですよ。ウォリアーの方々がいらっしゃるのは主に夜。近くのトレーニングジムに通っている方が帰りにたんぱく質を補給しに来られて、都度都度、ご期待の光景になりますよ(笑)」




ちなみにランチタイムのお客さんの多くは、テイクアウトしてオフィスで食べる。そのため、DNS POWER CAFE 中野では専用アプリを用意。事前にオーダーしておけば、フードをスムーズに受け取ることができるのもうれしい。


では、わたくしもちょっと遅めの昼食をいただくとしましょう!


矢口氏によると、フードの一番の売れ筋は「パワープレート」。肉はローストビーフ、チキンブレスト、スチームポーク、スモークサーモンの4種類を好きな組み合わせで好きな量選ぶことができる。中でも人気はチキン。ヘルシーかつリーズナブルゆえ、ダブル、トリプルと盛ってしまうお客さんも多いのだとか。そしてご飯は、GI値の低い十六穀米、もしくは低カロリーのこんにゃく米。そしてたんぱく質豊富なブロッコリー、リコピンが多く含まれるトマトが、副菜としてついてくる。高たんぱく低カロリーなまさにアスリート食で、特にアスリートでも何でもないわたくしも幾度となく、天王洲の本社で食させていただいている。味もさることながら、食べるだけでアスリート気分になれるのが最高だ。

だが今回、わたくしがオーダーしたのは「パワーパスタ」。実は、来る前からこれを食べることは決めていた。だって画期的じゃありませんか? パスタの代表的成分=炭水化物、という常識を打ち破り、麺にホエイプロテインを練り込んであるのだから。そして、いつもは本社でパワープレートをいただいているので、今日はどうしても、中野だけでしか食べられないパワーパスタをオーダーしたかったのもある。

というわけで、この麺にホワイトソースをかけ、チキンとサーモンを50gずつトッピングしたものをいただく。

ホエイプロテインを練り込んだ麺なんて、本当においしいの!?

そんな疑問を抱く方も多いことでしょう! じゃあ、ぜひご賞味あれ! この麺がモッチモチで、実においしいのである。そして何より、たんぱく質の含有量が...!

「たんぱく質はパスタとソースを合わせ、合計約20g摂ることができます。しかも、これでたったの400kcalです。チキンとサーモンを50gずつトッピングして、600kcal強、といった感じですね。麺は茹で上がりで170g。一般的なレストランのパスタが大盛りで180g程度。ウチは普通盛りでそれに近いので、お腹にドシンときます。これでも足りなくて、もっとガッツリいきたければ、無料で大盛りにもできますよ!」

いやいやいや...こちとら、おっさんですからね。普通盛りでも食べ応えは十分。わたくし、これだけで満腹です。


パスタとともにオーダーしたのが、ホウレンソウとフルーツにブースターを加えたMRS。MRSとはMeal Replacement Shakeの頭文字をとったもので、たんぱく質やビタミン、ミネラルを豊富に含む食事代替シェイクのこと。味はトロピカルオレンジとストロベリー、ホウレンソウとバナナセーキの他、体調に合わせて使うフルーツやジュースの種類を好きに選び、組み合わせることが可能だ。

そしてプラス50円でブースターとして、クレアチンやBCAAといった比較的一般的なモノから、女性にもお勧めのコラーゲン、そしてウォリアーが摂るべきHMBやチロシンといったレアなサプリメントまでを、選んで加えることも可能。要は、目的に応じたオーダーメイドシェイクを作れるということだ。素晴らしい!


われわれウォリアーが最も弱いフレーズが「高たんぱく低脂肪」。しかもここDNS POWER CAFE 中野のメニューは、一般のランチメニューより最低3~4割はローカロリー。かつてわたくしがスーツにネクタイのビジネスマンだったころ、昼食の定番といえばラーメン、チャーハン、カレーライスに唐揚げ定食。その当時と比べ、今、中野で働くビジネスマン、中野に暮らす老若男女のどれだけラッキーなことか...。

ああ、もしもこのカフェが中野だけでなく、うちの近所にあったなら...! 全国どこの駅前にでもあるのは緑のマークのカフェばかりじゃイカン! 真っ赤なマークのDNS POWER CAFEこそ、全国津々浦々の駅前にあってほしい!

そんなことをHMBとグルタミン、BCAAのブースター入りMRSを飲みながら、ぼんやりと妄想するのであった。

ということでドームさん、これからも頑張りますので、まずはわたくしの自宅近辺にDNS POWER CAFEの開設をよろしくお願いします(笑)。




前田成彦
DESIRE TO EVOLUTION編集長&株式会社オフィス221代表。学生~社会人にてアメリカンフットボールを経験。自らもウォリアーたるべく一昨年よりトレーニングを本格再開。ベンチプレス150kg挙上を目指し、日々筋トレに励む。

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