Warrior's Story

辻直人(Bリーグ・川崎ブレイブサンダースSG)

ここから3年をかけて、スケールの大きな選手に成長していきたい。

DNSの契約アスリートであり、バスケットボールBリーグ・川崎ブレイブサンダースSG辻直人(つじ なおと)。Bリーグ屈指のシューターが現在、重点的にフィジカルトレーニングに取り組む理由、そして現在の栄養摂取状況について聞いた。


image_2_[400x269].jpg「自分の強みはやはりシュート。どんな体勢からでも正確なシュートを打って、決める。こだわっているのはそこです。

今の課題はシュートを打つ際、相手と接触した時のボディバランス。体勢が崩れないことが一番ですし、多少崩れたとしてもしっかりと決めたい。そのためには、フィジカル強化が欠かせません。軸をしっかりさせ、身体全体を安定させることで、コンタクトプレーに勝つ。そしていい体勢でシュートを打ち、決めたい」

現在は週1回、チーム全体でウエイトトレーニングを行い、それに加えて週1回、ドームアスリートハウス(DAH)でトレーニングをこなす。それぞれのトレーニングは内容を分けておりチームで身体のベースをレベルアップさせるウエイトトレーニングを行い、DAHではそれをうまく発揮するようなフィジカルトレーニングを重点的に行う。

「チームではスクワットや懸垂、デッドリフトなどを中心にやっています。身体のベースをレベルアップしていくようなメニューが中心です。その分DAHでは、片足のスクワットやジャンプ系のメニューなども入れて、バランスとか瞬発力とかを重点的に強化しようと考えています。DAHでトレーニングを始めて約4カ月ですが、体重は2.5㎏アップして今は82.5㎏ぐらい。体重は増えつつも、身体のキレはいいですよ。クイックネスが向上して、瞬発力も確実に上がっている実感があります」

もちろん、サプリメントもしっかりと。DNSと契約を交わしてからの4カ月、毎食後にビタミンSPとZMA、JOINT、練習前にはBCAA、練習後やトレーニング後にはホエイSPを摂っている。

「大学時代からウエイトトレーニングをしっかり行って、プロテインも飲んでいました。でも、それ以外は今回が初めて。サプリメントを以前よりしっかり摂って何かが劇的に進化した、と語れるような大げさなことはないのですが、体重は増えつつ身体はしっかりと絞れています。昨年までよくあった身体の張りや疲労感が少ないので、効果は当然出ていると思います。NBAの選手で言えばレブロン・ジェームス選手の身体に憧れますね。プレースタイルではもちろん、ステフィン・カリー選手です」

今後はさらにパワーをつけ、体重は85㎏まで上げていきたいと語る。選手として今、見すえる目標は、2020年の東京オリンピックでプレーすることだ。

image_3_[400x269].jpg「でも、日本代表入りについては焦っていません。世界のトップクラスに近づくには、自分にはフィジカルもテクニックもまだまだ課題が多い。だから、じっくりやっていきます。基本を徹底的にやり込み、フィジカルをもっと上げたいし、アメリカで練習もしたい。多彩な経験をしながら1年1年、必要なことを積み上げる。そして、ここから3年でスケールの大きい選手に成長していきたいです」

目指すのは上手いバスケ選手ではなく、一流のアスリートだ。

「例えばラグビーの山田章仁選手はものすごいパワーがありつつ、あれだけ動ける。日本のバスケ選手だって、あのレベルの身体を作るのは決して不可能じゃない」

卓越した技術にパワーを上乗せし、世界を目指す。稀代のシューター・辻直人のフィジカル革命が、いよいよ始まる。



辻 直人

辻 直人 │ Naoto Tsuji

1989年09月08日生まれ

大阪府羽曳野市出身、27歳。 185センチ、82キロ。
3ポイントシュートを得意とする日本屈指のシューティングガード。京都・洛南高校時代に全国高校選抜優勝大会(ウインターカップ)2連覇に貢献し、青山学院大学でも3年、4年時に全国大学選手権を連覇する原動力となった。2012年に川崎ブレイブサンダースの前身である東芝ブレイブサンダースに入団。新人王に輝くと、13-14シーズン、15-16シーズンはともにプレーオフのMVPとなり、チームを優勝に導いた。日本代表には2013年に初めて選出、以降、日本代表の中心として活躍。




Text:
前田成彦
DESIRE TO EVOLUTION編集長(株式会社ドーム コンテンツ企画部所属)。学生~社会人にてアメリカンフットボールを経験。趣味であるブラジリアン柔術の競技力向上、そして学生時代のベンチプレスMAX超えを目標に奮闘するも、誘惑に負け続ける日々を送る。お気に入りのマッスルメイトはホエイSP。

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