健康・体力・美容UP

栗原ジャスティーン(モデル)-後編-

DESIRE TO EVOLUTION

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栗原ジャスティーン(モデル)-後編-

栗原ジャスティーン(モデル)-後編-

■課題は上半身のバルク

「ハイレベルでしたね。反省としては、最後にやや絞りすぎたかなと…。減量の最後に少し細くなりすぎてしまった。お腹に合わせて引き締めて、肩とか腕とか足がちょっと細くなっちゃったかな、という印象は正直ありました」

栗原ジャスティーンさん

9月3日に大阪で行われる「オールジャパンフィットネスビキニ選手権」(JBBF主催・35歳以下・163㎝超級)に初出場したモデルの栗原ジャスティーン。結果は、決勝ラウンド進出ならず。彼女は大会を振り返り、こう語る。

「反省の一つ目はバルクですね。今回、決勝に進んだ方々はほぼ実績のある方々ばかり。私の場合、大会出場を決めたのは今年の始め。そこから半年余りしかなかったので、どうしてもバルクを上げきれなかった。具体的には上半身の筋肉量、特に肩周りが小さかった。全体の印象で言えば、下半身はバルクもカットも十分勝負できていて、肩回りの筋肉量が足りず、背中は惜しい。そんな感じです。今後は上半身をもっとしっかり強化しようと思います。
もう一つの反省は減量です。今回は最後の段階で、予想以上に体重が落ちてしまった。53㎏での仕上がりを目指していたのですが、最終的には51㎏代に。もともと痩せやすい体質なので、絞りすぎて細くなってしまった印象があり、もったいなかった。減量の方法については、もう少し考える余地があったかもしれません」

栗原ジャスティーンさん

■来年は確実に、ワンランク上の身体をつくる。

反省こそたくさんあるが、身体の仕上がりは決して悪いものではない。決して十分とは言えない準備期間の中、広背筋や腕、そして課題として挙げた肩回りも含めて、大きく変わった。

「個人的には十分満足できる体型になったと思います。昨年、サマースタイルアワードに出場した時と比べると、仕上がりのレベルはまったく違う。その中でもやはり、経験が必要だと思いました。上位に入った選手の皆さんのうちほとんどの方は、これまで写真でしか見たことがありませんでした。実際に見ると、印象がまったく違うんですね。思った以上に皆さん大きかった。自分の目で見て、自分の何が通用して何が通用しないのか、そして何が特技なのかが、はっきりと見えた。本当にいい勉強になりましたね」

来年もこの大会に出場することは、今回の大会前から決めていた。ここから1年しっかりと鍛えて、来年は必ず好成績を残したい。

「そのためにも、もっと経験を積んでいきたい。今回の反省を踏まえ、来年に向けて1年をかけてトレーニングできる分、間違いなくワンランク上での身体をつくる自信があります。バルクを上げる意味では、体重は今回58㎏ぐらいまで持って行きましたが、次回は60㎏オーバーまで体重を増やしてもいいかな、と思っています。その上で減量期間も伸ばして、上半身の筋肉をしっかり残しながら絞っていけたらいいですね。そしてポージングなども含めて、経験を積むためにも小規模な大会に何度か出て、計画的に身体をつくっていこうと思います」

オールジャパンの先にある世界の舞台を目指し、すでにトレーニングを再開。当面は体重アップと、扱えるウェイトを増やすことに重点を置いていく。今後ドームアスリートハウスでは、大会前にあまりできなかったアスリート向けのトレーニングも取り入れ、動ける理想の身体作りに取り組んでいくという。彼女のこれからに、大いに期待したい。


(前編を読む)

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■課題は上半身のバルク

「ハイレベルでしたね。反省としては、最後にやや絞りすぎたかなと…。減量の最後に少し細くなりすぎてしまった。お腹に合わせて引き締めて、肩とか腕とか足がちょっと細くなっちゃったかな、という印象は正直ありました」

栗原ジャスティーンさん

9月3日に大阪で行われる「オールジャパンフィットネスビキニ選手権」(JBBF主催・35歳以下・163㎝超級)に初出場したモデルの栗原ジャスティーン。結果は、決勝ラウンド進出ならず。彼女は大会を振り返り、こう語る。

「反省の一つ目はバルクですね。今回、決勝に進んだ方々はほぼ実績のある方々ばかり。私の場合、大会出場を決めたのは今年の始め。そこから半年余りしかなかったので、どうしてもバルクを上げきれなかった。具体的には上半身の筋肉量、特に肩周りが小さかった。全体の印象で言えば、下半身はバルクもカットも十分勝負できていて、肩回りの筋肉量が足りず、背中は惜しい。そんな感じです。今後は上半身をもっとしっかり強化しようと思います。
もう一つの反省は減量です。今回は最後の段階で、予想以上に体重が落ちてしまった。53㎏での仕上がりを目指していたのですが、最終的には51㎏代に。もともと痩せやすい体質なので、絞りすぎて細くなってしまった印象があり、もったいなかった。減量の方法については、もう少し考える余地があったかもしれません」

栗原ジャスティーンさん

■来年は確実に、ワンランク上の身体をつくる。

反省こそたくさんあるが、身体の仕上がりは決して悪いものではない。決して十分とは言えない準備期間の中、広背筋や腕、そして課題として挙げた肩回りも含めて、大きく変わった。

「個人的には十分満足できる体型になったと思います。昨年、サマースタイルアワードに出場した時と比べると、仕上がりのレベルはまったく違う。その中でもやはり、経験が必要だと思いました。上位に入った選手の皆さんのうちほとんどの方は、これまで写真でしか見たことがありませんでした。実際に見ると、印象がまったく違うんですね。思った以上に皆さん大きかった。自分の目で見て、自分の何が通用して何が通用しないのか、そして何が特技なのかが、はっきりと見えた。本当にいい勉強になりましたね」

来年もこの大会に出場することは、今回の大会前から決めていた。ここから1年しっかりと鍛えて、来年は必ず好成績を残したい。

「そのためにも、もっと経験を積んでいきたい。今回の反省を踏まえ、来年に向けて1年をかけてトレーニングできる分、間違いなくワンランク上での身体をつくる自信があります。バルクを上げる意味では、体重は今回58㎏ぐらいまで持って行きましたが、次回は60㎏オーバーまで体重を増やしてもいいかな、と思っています。その上で減量期間も伸ばして、上半身の筋肉をしっかり残しながら絞っていけたらいいですね。そしてポージングなども含めて、経験を積むためにも小規模な大会に何度か出て、計画的に身体をつくっていこうと思います」

オールジャパンの先にある世界の舞台を目指し、すでにトレーニングを再開。当面は体重アップと、扱えるウェイトを増やすことに重点を置いていく。今後ドームアスリートハウスでは、大会前にあまりできなかったアスリート向けのトレーニングも取り入れ、動ける理想の身体作りに取り組んでいくという。彼女のこれからに、大いに期待したい。


(前編を読む)

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