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NOブースターで差をつけろ ー後編ー

NOブースターで差をつけろ ー後編ー

■アルギニン、シトルリン、そしてBCAA

アルギニンとシトルリンの効果はNO産生作用だけではない。これらはコラーゲンの前駆体であるヒドロキシプロリンの合成に必要とされるため、ケガの治癒に役立つのである。これは成長ホルモン分泌作用も関係しているだろう。(※1, ※2)

ちなみにコペンハーゲンでの研究では、アルギニン摂取量が多い子供は身長の伸びが大きいことが分かっている。(※3)

また12名の男性テコンドー選手を対象にした研究や、22名の男女ハンドボール選手を対象にした研究では、BCAAとアルギニンを同時に摂取したところ、非摂取群と比較して顕著にスプリントパフォーマンスの改善や、中枢性疲労が軽減されたという報告もある。(※4, ※5)

■筋力を増やし、脂肪を燃やすカフェイン

アルギニンとシトルリン、BCAAを摂取してからトレーニングすることにより、血行が促進されて持久力も改善し、通常では得られないトレーニング効果を得ることができる。

そこでさらに追加したいのが「カフェイン」だ。カフェインが眠気を覚ますことは、良く知られている。カフェインはノルアドレナリンの分泌を増やし、体脂肪を分解する酵素を活性化する。そして体脂肪の分解が促進されるのだ。ラットの研究では、特に腹部の脂肪減少に効果があったとされる。(※6)

またカフェインはテストステロンを増やしてくれる可能性もある。24名のラグビー選手を対象に、トレーニング前にカフェインを摂取させたところ、カフェインを大量に摂取した群(800mg)は21%のテストステロン増加をもたらしたのだ。(※7)

さらにカフェインはアルギニンを分解する酵素を阻害するため、体内のアルギニンレベルを高め、NOを増やすことができる。つまりカフェインとアルギニン、シトルリンの同時摂取は相乗効果をもたらすのである。(※8)

カフェインが筋力増強をもたらすことも、良く知られている。筋肉は筋小胞体からカルシウムイオンが放出されることによって収縮するのだが、カフェインにはこの放出を促進する作用があるのだ。

また前述のとおり、ノルアドレナリンの分泌も増えるため、中枢神経系への刺激も強くなっている。

実際にブラジリアン柔術の選手にカフェインを飲ませたところ、握力やジャンプ力、ベンチプレスなどの筋力が顕著に高まっている。(※9)

またカフェイン摂取がスプリントや短距離の水泳のパフォーマンス改善に有益だとする報告もある。(※10, ※11)

なおカフェインはクレアチンの効果を減少させるという説もあるが、その心配はまったく要らない。クレアチン摂取中、またはクレアチンローディング中であっても、普通にカフェインを摂取して問題はない。(※12)

■摂取方法は

アルギニンやシトルリン、BCAA、カフェインの血中濃度が十分に高まり、効果をもたらすまでには30~60分かかる。そのため、プレワークアウトとして飲むのならばトレーニングの30分ほど前に飲むようにするといいだろう。

NOブースターを摂取すると、これまでのトレーニングとはまったく違ったパンプ感や疲労の減少が感じられるはずだ。NOブースターによる未体験のゾーンを、ぜひ体感して欲しい。



NOブースター配合のサプリメント


(終わり)


  • ※1:Proline and hydroxyproline metabolism: implications for animal and human nutrition.
    Amino Acids. 2011 Apr;40(4):1053-63. doi: 10.1007/s00726-010-0715-z. Epub 2010 Aug 10.
  • ※2:Potential ergogenic effects of arginine and creatine supplementation.
    J Nutr. 2004 Oct;134(10 Suppl):2888S-2894S; discussion 2895S.
  • ※3:Dietary arginine and linear growth: the Copenhagen School Child Intervention Study.
    Br J Nutr. 2013 Mar 28;109(6):1031-9. doi: 10.1017/S0007114512002942. Epub 2012 Oct 10.
  • ※4:Branched-chain amino acids, arginine, citrulline alleviate central fatigue after 3 simulated matches in taekwondo athletes: a randomized controlled trial.
    J Int Soc Sports Nutr. 2016 Jul 13;13:28. doi: 10.1186/s12970-016-0140-0. eCollection 2016.
  • ※5:Branched-chain amino acids and arginine improve performance in two consecutive days of simulated handball games in male and female athletes: a randomized trial.
    PLoS One. 2015 Mar 24;10(3):e0121866. doi: 10.1371/journal.pone.0121866. eCollection 2015.
  • ※6:Caffeine Restores Insulin Sensitivity and Glucose tolerance in High-sucrose Diet Rats: Effects on Adipose Tissue.
    JOURNAL OF CARDIOVASCULAR DISEASE  ISSN: 2330-4596 (Print) / 2330-460X (Online)
  • ※7:Dose effect of caffeine on testosterone and cortisol responses to resistance exercise.
    Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2008 Apr;18(2):131-41.
  • ※8:Effect of caffeine on metabolism of L-arginine in the brain.
    Mol Cell Biochem. 2003 Feb;244(1-2):125-8.
  • ※9:Caffeine improves muscular performance in elite Brazilian Jiu-jitsu athletes.
    Eur J Sport Sci. 2016 Nov;16(8):1079-86. doi: 10.1080/17461391.2016.1143036. Epub 2016 Feb 10.
  • ※10:Effects of coffee and caffeine anhydrous on strength and sprint performance.
    Eur J Sport Sci. 2016 Sep;16(6):702-10. doi: 10.1080/17461391.2015.1085097. Epub 2015 Sep 22.
  • ※11:Acute consumption of a caffeinated energy drink enhances aspects of performance in sprint swimmers.
    Br J Nutr. 2015 Sep 28;114(6):908-14. doi: 10.1017/S0007114515002573. Epub 2015 Aug 17.
  • ※12:Effects of Coffee and Caffeine Anhydrous Intake During Creatine Loading.
    J Strength Cond Res. 2016 May;30(5):1438-46. doi: 10.1519/JSC.0000000000001223.


Text:
Mr.D
栄養・サプリメント・トレーニングについて、聞けば全てに答えを持っているウォリアー界の生き字引的存在。数々の有名選手のパフォーマンスアップの裏にもMr.Dの存在が...。

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