Nutrition Guide 身体を作り、機能させる栄養・サプリメント情報 より効率的な身体作りのために

3-5.プロテインの「形」

ちょっと難しい話になるが、ここではプロテインの「形」について少し学んでみよう。プロテインの形状には、構成している分子の数により「プロテイン」「ペプチド」「アミノ酸」の3つに分けられる。CMなどでは「アミノ酸」が何か特別な物質のように宣伝されているが、筋肉の原料として「たんぱく質1g=アミノ酸1g」であり「プロテイン」と「アミノ酸」は基本的に同じ物と考えてよい。プロテインは、胃や小腸で消化され、最終的にはアミノ酸分子1~3個くらいに分解され、腸の細胞から吸収されて血液中に運搬される。

「プロテイン」のメリットとしては、一度に大量のたんぱく質を摂取でき、「ペプチド」「アミノ酸」よりコストパフォーマンスが高いことである。「プロテイン」は体内で自然にアミノ酸にまで消化されるため、特に消化能力に問題が無い場合、プロテインのままの形状でも特に問題はない。だから筋量・基礎代謝アップのためには、まず「プロテイン」で必要量のたんぱく質を確保することがお勧めである。

しかし、トレーニング直後の「ゴールデンタイム」を逃さないためには、ペプチド(アミノ酸2~3個がつながったもの)の形状が有効である。

なぜなら、腸の細胞には、ペプチド運搬体(トランスポーター)しか存在しない。これがアミノ酸やペプチドを吸収し、血液中に運搬する。運搬体(トランスポーター)は、ペプチド1体もしくはアミノ酸1体しか通すことができない。よって、ペプチドを運搬した方が、アミノ酸単体を運搬するより2~3倍多くのアミノ酸分子を一度に運搬することができるから、吸収速度が速いのである。

そして「アミノ酸」は、全20種類あり、それぞれ個別の役割、最適な摂取タイミングがある。「プロテイン」に加えて、目的に応じて必要な「アミノ酸」を追加で摂取すると良い。

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