DNS ZONE

DNS ZONE

競技パフォーマンスUP

アカデミー選手と食べるチカラ-後編‐

Vol.3 アカデミー選手と食べるチカラ‐後編‐

DESIRE TO EVOLUTION

競技パフォーマンスUP

アカデミー選手と食べるチカラ-後編‐

Vol.3 アカデミー選手と食べるチカラ‐後編‐

前編を読む

■最大のカギは「食べるチカラ」。

いわゆる「育成年代」の選手達だからこそ、私が意識して指導していたことが2つあります。

それは
Ⅰ)正しい食習慣を身につけさせること
Ⅱ)食事における自己管理能力を身につけさせること です。

何でも吸収できるジュニア期に学ぶことは「一生もの」。正しい知識や正しい習慣を早いうちから身につけることができれば、いわきFCアカデミーを卒業し、それぞれの道に進んだ後でも、学んだことを「生きる知恵」として活用できると思っています。

では、正しい食習慣を身につけるには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。私が選手達に繰り返し伝えてきたのは、以下の4つです。

食事の基本を知る
 → 5つの栄養素をお皿でそろえよう
好き嫌いせず何でも食べる
 → 何でもひと口は食べてみよう。食わず嫌いはもったいない
欠食せず朝からしっかり食べる
 → 起きてすぐでも運動後でも、欠食せずに食べられる胃を手に入れよう
こまめな栄養補給
 → 運動前後に補食を入れよう、補食は試合スケジュールに合わせて選ぼう

チームで提供する食事は練習後の1食です。この食事をどんなに優れたものにしても、選手達の食生活の一部にしかなりません。ですからチームで食べる食事以上に、日常の食事を自ら選び、しっかり食べられるようサポートすることが重要だと考えました。

そのために、選手だけでなく保護者の方々を対象とした栄養講習会も実施。保護者の方々には、選手達に提供しているメニューを実食していただきました。


まず知ってもらう。それから、知っていることを実践できるようサポートする。これが私のお仕事だと思っています。

その中で、保護者の方から「好き嫌いが多くて何を食べさせればいいかわかりません」という声を多くいただきました。

実は…家であまり食べない選手も、チームではしっかり食べていたりします。以前は食べられなかったものを、いつの間にかに食べられるようになることもありますし、同じ食材でも切り方や味つけを変えれば食べられたりします。

食経験を重ね、さまざまな味を受け入れられるようになると、味覚が発達していきます。それにより、嫌いだったものを久しぶりに食卓に並べてみたら、普通に食べられることもあります。ですから、保護者の方には「これは嫌いで食べないから…」と出さなくなってしまうのではなく、ぜひいろいろな形で出してあげてみてほしいと思います。

子どもたちに正しい食習慣を身につけてもらう。ミッションの根幹となるのは、選手自身の「食べるチカラ」が重要だと思っています。知識があり、食べたほうが良いとわかっていても、そしてどんなにいい食事が用意されていても、「食べるチカラ」がなければ、身体に取り込むことはできません。

選手それぞれの食べるチカラを最大限に引き出せるよう働きかけること。これも私のお仕事だと思っています。

■さまざまな食材に触れ、知ってもらうことで、口にしてくれるものの幅が広がる。

「この黒いうにょうにょ、何ですか~?」

ある時、少し嫌そうな顔で「黒いうにょうにょ」を箸でつまみ、そう質問してきた選手がいました。

正体は「きくらげ」だったのですが、それを伝えてもピンと来ていないようでした。他の選手たちの反応が気になり、周囲を見回してみると

「中華丼に入っているやつ」
「見たことはあるけど知らない」
「家では見たことない」

などなど、反応はまちまち。「これは食材に興味をもってもらえるチャンスでは!?」と思い、「これ『きくらげ』っていうんだけど、どんな種類の食材か知ってる?」とたずねてみました。すると予想通り「海藻!」との反応。

そこで私は、これが「きのこ」であること、そして、おなかの調子を整える食物繊維や丈夫な骨や歯を作るのに欠かせない栄養素であるビタミンDが豊富であること、などを伝えてみました。すると、「じゃあ、食べてみよう」とひと口、口にしてくれました。この日以降、食事できくらげが出てくると、選手達がちょっと大きな声で「あ、きくらげだ」と言いながら食べてくれるようになりました。

この時、さまざまな食材に触れ、知ってもらうことで口にしてくれるものの幅が広がるんだな、とあらためて気づかされました。

子どもたちの無限の可能性を引き出すためにも、多種多様な食材と調理法に出会い、豊富な食経験を積んでいってもらいたいと思います。そのお手伝いができるなんて、幸せです。


■アカデミー選手達のサプリメント。

彼らにとって一番大切なのは「食べるチカラ」を身につけてもらうこと。そのため、トップチームの選手と比べて「サプリメント=補助食品」という意味合いが強くなります。

その中でも積極的にお勧めしているアイテムもあります。

まず練習中の水分補給には、チーム全体でR.E.D.を使ってもらっています。水分補給に加え、汗とともに失われるミネラル、エネルギー源となる糖質、さらに身体のダメージを抑えるたんぱく質も含まれている、レボリューショナリーエネルギードリンクです。

R.E.D.

【1本(500ml)あたり】

エネルギー:62kcal、たんぱく質:2.5g、脂質:0g、炭水化物:12.9g、食塩相当量:0.3g、カリウム:44.2mg、カルシウム:20.3mg、マグネシウム:3.9mg、デキストリン(クラスターデキストリン):5.5g、果糖:4.5g、ホエイペプチド:2.5g

詳しい情報・ご購入はこちらから DNS Online Shop

そして練習前や試合前後の補食には、エナジーゼリーをお勧めしています。即効的なエネルギーとなる糖質を主に、アミノ酸の力によりめぐりを促進。ビタミンB群の力で代謝を向上させることで、効率よく身体にエネルギーを満たしてくれるゼリー飲料です。

エナジーゼリー

【1個(180g)あたり】

エネルギー:200kcal、たんぱく質:4.1g、脂質:0g、炭水化物:46g、食塩相当量:0.05g、マグネシウム:20mg、ビタミンB1:0.74mg、ビタミンB2:0.63mg、ビタミンB6:0.59mg、ビタミンB12:1.3μg、ナイアシン:5.8mg、葉酸:90μg、パントテン酸:2.0mg、アルギニン:1,200mg、シトルリン:1,200㎎

詳しい情報・ご購入はこちらから DNS Online Shop

長くなりましたが、今回はこんなところで。

次回は、トップチームにおける食事とデータ(理想と現実)について書いていきたいと思います。

では、また!



田中 初紀

田中 初紀 │ Hazuki Tanaka

栄養士
東京農業大学卒業。2017年株式会社ドーム入社後、サプリメント事業部、ドームアスリートハウスを経て、2020年より株式会社DNSブランドマーケティング部に所属。アスリートや健康の保持・増進を目指す方への栄養サポート、レシピ・献立提供、各種食事コンテンツの作成を行う。JFL所属のいわきFCのトップチームからアカデミーまでを担当。自身も5歳から少林寺拳法に打ち込む現役アスリート。一児の母として、子育て奮闘中。

Share
twitter
facebook
印刷用ページへ

前編を読む

■最大のカギは「食べるチカラ」。

いわゆる「育成年代」の選手達だからこそ、私が意識して指導していたことが2つあります。

それは
Ⅰ)正しい食習慣を身につけさせること
Ⅱ)食事における自己管理能力を身につけさせること です。

何でも吸収できるジュニア期に学ぶことは「一生もの」。正しい知識や正しい習慣を早いうちから身につけることができれば、いわきFCアカデミーを卒業し、それぞれの道に進んだ後でも、学んだことを「生きる知恵」として活用できると思っています。

では、正しい食習慣を身につけるには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。私が選手達に繰り返し伝えてきたのは、以下の4つです。

食事の基本を知る
 → 5つの栄養素をお皿でそろえよう
好き嫌いせず何でも食べる
 → 何でもひと口は食べてみよう。食わず嫌いはもったいない
欠食せず朝からしっかり食べる
 → 起きてすぐでも運動後でも、欠食せずに食べられる胃を手に入れよう
こまめな栄養補給
 → 運動前後に補食を入れよう、補食は試合スケジュールに合わせて選ぼう

チームで提供する食事は練習後の1食です。この食事をどんなに優れたものにしても、選手達の食生活の一部にしかなりません。ですからチームで食べる食事以上に、日常の食事を自ら選び、しっかり食べられるようサポートすることが重要だと考えました。

そのために、選手だけでなく保護者の方々を対象とした栄養講習会も実施。保護者の方々には、選手達に提供しているメニューを実食していただきました。


まず知ってもらう。それから、知っていることを実践できるようサポートする。これが私のお仕事だと思っています。

その中で、保護者の方から「好き嫌いが多くて何を食べさせればいいかわかりません」という声を多くいただきました。

実は…家であまり食べない選手も、チームではしっかり食べていたりします。以前は食べられなかったものを、いつの間にかに食べられるようになることもありますし、同じ食材でも切り方や味つけを変えれば食べられたりします。

食経験を重ね、さまざまな味を受け入れられるようになると、味覚が発達していきます。それにより、嫌いだったものを久しぶりに食卓に並べてみたら、普通に食べられることもあります。ですから、保護者の方には「これは嫌いで食べないから…」と出さなくなってしまうのではなく、ぜひいろいろな形で出してあげてみてほしいと思います。

子どもたちに正しい食習慣を身につけてもらう。ミッションの根幹となるのは、選手自身の「食べるチカラ」が重要だと思っています。知識があり、食べたほうが良いとわかっていても、そしてどんなにいい食事が用意されていても、「食べるチカラ」がなければ、身体に取り込むことはできません。

選手それぞれの食べるチカラを最大限に引き出せるよう働きかけること。これも私のお仕事だと思っています。

■さまざまな食材に触れ、知ってもらうことで、口にしてくれるものの幅が広がる。

「この黒いうにょうにょ、何ですか~?」

ある時、少し嫌そうな顔で「黒いうにょうにょ」を箸でつまみ、そう質問してきた選手がいました。

正体は「きくらげ」だったのですが、それを伝えてもピンと来ていないようでした。他の選手たちの反応が気になり、周囲を見回してみると

「中華丼に入っているやつ」
「見たことはあるけど知らない」
「家では見たことない」

などなど、反応はまちまち。「これは食材に興味をもってもらえるチャンスでは!?」と思い、「これ『きくらげ』っていうんだけど、どんな種類の食材か知ってる?」とたずねてみました。すると予想通り「海藻!」との反応。

そこで私は、これが「きのこ」であること、そして、おなかの調子を整える食物繊維や丈夫な骨や歯を作るのに欠かせない栄養素であるビタミンDが豊富であること、などを伝えてみました。すると、「じゃあ、食べてみよう」とひと口、口にしてくれました。この日以降、食事できくらげが出てくると、選手達がちょっと大きな声で「あ、きくらげだ」と言いながら食べてくれるようになりました。

この時、さまざまな食材に触れ、知ってもらうことで口にしてくれるものの幅が広がるんだな、とあらためて気づかされました。

子どもたちの無限の可能性を引き出すためにも、多種多様な食材と調理法に出会い、豊富な食経験を積んでいってもらいたいと思います。そのお手伝いができるなんて、幸せです。


■アカデミー選手達のサプリメント。

彼らにとって一番大切なのは「食べるチカラ」を身につけてもらうこと。そのため、トップチームの選手と比べて「サプリメント=補助食品」という意味合いが強くなります。

その中でも積極的にお勧めしているアイテムもあります。

まず練習中の水分補給には、チーム全体でR.E.D.を使ってもらっています。水分補給に加え、汗とともに失われるミネラル、エネルギー源となる糖質、さらに身体のダメージを抑えるたんぱく質も含まれている、レボリューショナリーエネルギードリンクです。

R.E.D.

【1本(500ml)あたり】

エネルギー:62kcal、たんぱく質:2.5g、脂質:0g、炭水化物:12.9g、食塩相当量:0.3g、カリウム:44.2mg、カルシウム:20.3mg、マグネシウム:3.9mg、デキストリン(クラスターデキストリン):5.5g、果糖:4.5g、ホエイペプチド:2.5g

詳しい情報・ご購入はこちらから DNS Online Shop

そして練習前や試合前後の補食には、エナジーゼリーをお勧めしています。即効的なエネルギーとなる糖質を主に、アミノ酸の力によりめぐりを促進。ビタミンB群の力で代謝を向上させることで、効率よく身体にエネルギーを満たしてくれるゼリー飲料です。

エナジーゼリー

【1個(180g)あたり】

エネルギー:200kcal、たんぱく質:4.1g、脂質:0g、炭水化物:46g、食塩相当量:0.05g、マグネシウム:20mg、ビタミンB1:0.74mg、ビタミンB2:0.63mg、ビタミンB6:0.59mg、ビタミンB12:1.3μg、ナイアシン:5.8mg、葉酸:90μg、パントテン酸:2.0mg、アルギニン:1,200mg、シトルリン:1,200㎎

詳しい情報・ご購入はこちらから DNS Online Shop

長くなりましたが、今回はこんなところで。

次回は、トップチームにおける食事とデータ(理想と現実)について書いていきたいと思います。

では、また!



田中 初紀

田中 初紀 │ Hazuki Tanaka

栄養士
東京農業大学卒業。2017年株式会社ドーム入社後、サプリメント事業部、ドームアスリートハウスを経て、2020年より株式会社DNSブランドマーケティング部に所属。アスリートや健康の保持・増進を目指す方への栄養サポート、レシピ・献立提供、各種食事コンテンツの作成を行う。JFL所属のいわきFCのトップチームからアカデミーまでを担当。自身も5歳から少林寺拳法に打ち込む現役アスリート。一児の母として、子育て奮闘中。