サプリメント最前線

MRPを使ってみよう!-Part 4

MRPを使ってみよう!-Part 4

前回の記事において、MRPにおける理想的な三大栄養素の絶対量を考えてみました。結論としては、だいたいの目安として炭水化物が24g、タンパク質が30g、脂質が3g。MRPを選ぶときには、これくらいの配合比率・配合量となったものを選ぶようにすると良いでしょう。ただし絶対的な量だけでなく、もちろん「質」も重要です。炭水化物やタンパク質、脂肪にはさまざまな種類がありますから、その中でもカラダ作りに適したものを選ばねばなりません。今回はMRPに使われる炭水化物について、どういうものが適しているかを考えていきましょう。

●MRPに配合する炭水化物

さて食事の代わりということを考えると、どの炭水化物がベストであるかを決めるのは難題となります。というのも、目的によって違ってくるからです。バルクアップ目的なら消化の早いものが良いでしょうし、減量目的なら消化が遅く、GI(グリセミック・インデックス)の低いものを選ぶべき。また飲むタイミングでも変わってきて、トレーニングの後に飲むのなら消化の早いもの、寝る前に飲むならゆっくり消化されるものを、ということになります。
ただしGIの低い炭水化物はMRPのように粉の状態にすることが難しく、また溶けやすく加工するのも簡単ではありません。また、粉の状態になったものを水に溶かして飲むということを考えると、どうしても消化吸収は早くなります。これらの事情から考えて、MRPに配合される炭水化物としてはマルトデキストリンやブドウ糖、麦芽糖などが選択肢として挙がることになります。
となるとMRPは「消化の早い代替食」ということになります。朝食時やトレーニング直後ならば、これでOK。では減量中や就寝前に飲む場合はどうするか。

●忘れてはならない食物繊維

「消化されない炭水化物」として、食物繊維というものがあります。これは消化されないため、栄養素としての働きはないのですが、カラダにとっていくつか有効な働きがあるのです。例えばコレステロール値を下げたり、便通を良くして大腸の病気を防いだり、有毒物質と結びついてそれを排出したりなど。
また食べ物と一緒に食物繊維を摂取することによって、食べ物の消化吸収をゆっくりにする効果も期待できます。ですから食物繊維を配合したMRPでしたら、減量中や就寝前でも十分に使えるというわけです。
なお厚生労働省の推奨する食物繊維の摂取量は、一日あたり20g程度です。しかし現代の日本人が普通に食事をした場合、10g程度の食物繊維しか摂取できないとされていますので、少量の食物繊維(3~5g程度)を入れたMRPの有用性はさらに高まってくるでしょう。

なお食物繊維には水溶性のものと不溶性のものとがあります。水溶性のものにはペクチンやグアガム、コンニャクマンナンなどがあり、不溶性のものにはキチン・キトサンやセルロースなどがあります。不溶性のものは野菜類や穀物などに豊富に含まれ、食事から摂取しやすいということを考えると、MRPに入れるのは水溶性のものを中心に考えたいところです。なおコレステロール低下効果は水溶性のものだけが持ちます。

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