ANTI DOPING

アンチ・ドーピングに対するDNSの姿勢

アスリートはアンチ・ドーピングのルール上、自らの身体にとりいれるモノすべてに責任を負う必要があります。
しかし意図せず起きるサプリメントによる「うっかりドーピング」が後を絶ちません。

今日アスリートが口にするサプリメントは、世界中のあらゆる所で作られ、あらゆる所に流通しています。
その全てを分析し、「完全に」問題の無いことが確認されたサプリメントだけを摂取することは容易ではありません。

しかし、「うっかりドーピング」のリスクを最小限に抑える努力は出来ます。
その方法の一つが「INFORMED-CHOICE(インフォームドチョイス)」です。

DNSはスポーツサプリメントメーカーとして、アンチ・ドーピングの精神に賛同し、商品開発や品質管理に努めています。
そして、その精神を体現するため、国際的なアンチ・ドーピング認証機関「LGC社」(英国)が運営するプログラムである、「INFORMED-CHOICE(インフォームドチョイス)」を2016年に国内で初めて導入しました。また同社が運営する「INFORMED-SPORT(インフォームドスポーツ)」というプログラムも導入しています。

インフォームドチョイス、そしてインフォームドスポーツは、サプリメントを精度高く分析し、世界反ドーピング機関(WADA)の認定する禁止物質が入っていない商品に対して、それぞれ認定マークを付与します。

DNSは、クリーンな商品を選ぶこともアスリートの責任であると考えます。そして、「インフォームドチョイス/インフォームドスポーツ」を通じて、クリーンな商品開発はもちろん、アスリートへの啓発活動にも努めていきます。

インフォームドチョイス / インフォームドスポーツとは

インフォームドチョイス
世界で最も普及しているサプリメントのアンチ・ドーピング認証プログラム

  • LGC社の運営するアンチ・ドーピング認証プログラムの一つで、 世界各国のサプリメントブランド(225ブランド以上)が認証取得しています。
    認証を取得した商品には認証マークが付与されます。
  • 原材料、サプリメント商品、および製造施設に対して、厳密なガイドラインのもと監査を行い、WADAの定める禁止物質による汚染のリスクを最小化します。
  • 認証取得には3つの製造単位から5つの商品サンプルを分析し、禁止物質の混入がなければ認証が付与されます。
  • 認証を取得したサプリメント商品は、LGC社が月に1回市場からサンプルを無作為に抜き取って分析を実施します。

※検出精度は一般的な食品分析のそれよりも高精度。
一般的に人体に健康被害のない考えられる極微量(100ナノグラム / グラム以下)であっても検出可能。

旧インフォームドチョイスロゴ 旧ロゴ
新インフォームドチョイスロゴ 新ロゴ

※2019年12月より順次変更されています。

 

インフォームドスポーツ
トップアスリートを守ることに特化し、全商品の安全性をいつでも即座に証明できるプログラム

  • LGC社の運営するアンチ・ドーピング認証プログラムの一つで、製造単位ごとにサンプルを分析して管理をするプログラム。世界各国で約250のサプリメントブランドが認証を取得しています。認証を取得した商品には認証マークが付与されます
  • インフォームドチョイス同様に、原材料、サプリメント商品、および製造施設に対して、厳密なガイドラインのもと監査を行い、WADAの定める禁止物質による汚染のリスクを最小化します。
  • インフォームドチョイスと同様に認証取得には3つの製造単位から5つの商品サンプルを分析し、禁止物質の混入がなければ認証が付与されます。
  • その後、製造のたびに全製造単位の商品サンプルを分析し、禁止物質の混入がなかった商品にインフォームドスポーツの認証が付与されます。
    全ての商品が分析済みなので、その安全性をいつでも即座に証明できます。そのため、ドーピング検査が日常的に実施されるトップアスリートが安心して摂取できることが大きな特徴です。
    更に、認証を取得しているサプリメントは、LGC社が年数回市場からサンプルを無作為に抜き取って分析を実施します。

インフォームドスポーツ取得商品(エリートアスリートライン)

エリートアスリートライン(インフォームドスポーツ取得商品)

ホエイプロテインSP
R4
BCAAアルギニンプラス
HMBタブレット
ビタミン スーパープレミアム
ミネラル スーパープレミアム
EPA

※ロゴ変更に関するお知らせ
インフォームドチョイス公式HP

旧ロゴ
新ロゴ

※2019年12月より順次変更されています。

インフォームドチョイス / インフォームドスポーツ 認証取得について

認証取得まで

インフォームドチョイス / インフォームドスポーツの認証取得のためには、メーカーは主に以下の2点についてLGC社のチェックを受ける必要があります。

1. 商品サンプルの提出(認証を取得する商品製品につき3つの製造単位から5個のサンプルをLGCにより分析)
2. 工場の製造ラインも含めた監査(GMPなどのLGC社所定の工場審査書類の提出)

 

例:新商品がインフォームドチョイス / インフォームドスポーツの認証を取得するまでの流れ
IS_IC_20108.jpg

3つの製造単位の分析の結果、問題があれば、同製造ラインでの生産に関わる課題解決を行い、今後も含めて禁止物質の混入がない状態になって初めてインフォームドチョイス / インフォームドスポーツの認証を取得できます。

 

認証取得後

インフォームドチョイス
LGC社が市場に出回っている当該商品を毎月1回調達し、分析を実施。メーカーへは知らされず実施されるため、透明性の高い仕組みとなっています。

インフォームドスポーツ
商品を製造のたびにメーカーからLGC社にサンプルを提出し、分析を実施。その他、年2回LGC社が市場に出回っている当該商品をランダムで抜き取り、分析を実施します。

DNS商品の分析結果

分析項目(PDF):分析した物質を記載しています(英文)

分析結果

アスリートの声

ラグビー 山田 章仁 選手
ラグビー 立川 理道 選手

インフォームドチョイス / インフォームドスポーツ関連機関

LGC(Laboratory of Government Chemist) アンチドーピングの分析に関し、 50年以上の経験を有する分析機関

  • 1842年にロンドンで偽物タバコを見破る分析機関として創業。
  • その後、英国の半官半民的な分析等に関する専門集団として存在。
  • 2007年まで、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の分析機関であったが、透明性を確保するため、現在はサプリメントの分析に特化。
  • スポーツサプリメントの国際的な認証プログラムである、インフォームドチョイスとインフォームドスポーツを運営。

LGC社
バイオヘルスリサーチリミテッド(LGC社 日本代理店)
世界アンチ・ドーピング機構(WADA)

LGC

 

表1:インフォームドチョイス / インフォームドスポーツとパートナーシップを締結しているスポーツ団体
インフォームドチョイスあるいはインフォームドスポーツとパートナーシップを締結する団体

 

表2:LGC社がWADA禁止物質の分析を行っている団体
LGC社がWADA禁止物質の分析を行っている団体

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