健康・体力・美容UP

Q&A-Part2 [プロテインとアミノ酸の関係について]

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Q&A-Part2 [プロテインとアミノ酸の関係について]

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Q 5:経済的な問題のため、プロテインとアミノ酸の両方を買うことができません。どちらを選べば良いのでしょうか?

A:トレーニングをしている場合、一日に必要なたんぱく質の量は「体重1kgあたり2g」です。 これだけの量が食事から摂取できるのならば、プロテインよりはアミノ酸を選ぶようにします。例えば体重45kgの女性だったら、一日に必要なたんぱく質量は90g。アミノ酸で10gを摂取するとして、残りの80gを食事から摂取することは不可能ではありません。ただし肉や魚、卵などのたんぱく源となる食材を、毎食必ず食べる必要があります。
しかし体重70kgの男性だったら、一日の必要たんぱく質量は140g。アミノ酸で15gを摂取したとしても、残りの125gを食事から摂取するのは難しいでしょう。頑張って食べまくったとしても、脂肪からくる余計なカロリーを摂取することになりますし、胃腸への負担も大きくなります。 しかも「体重1kgあたり2g」というのは最低量です。よって殆どの場合、「まずはプロテイン」と考えてください。十分なたんぱく質を摂取してはじめて、アミノ酸の効果が得られるのです。

 

Q 6:BCAAは筋発達のために重要なアミノ酸だと聞きました。前号では「プロテイン1gはアミノ酸1gと同等」だとしてありましたが、プロテイン1gとBCAA1gを比較した場合でも、やはり筋発達において同等なのでしょうか?

A :良い質問です。基本的に身体が必要とするたんぱく質を補う場合、プロテイン1gとアミノ酸1gは同等です。しかし「既に十分なたんぱく質を摂取している場合」においては、BCAAの効果はプロテインを上回ります。
つまり、たんぱく質を多めに摂った場合、プロテインは筋肉に回されるだけではなく、糖質に変換されてエネルギーになったり、脂肪に変換されて体脂肪になったり、尿となって捨てられたりする割合が多くなります。しかしそれがBCAAの場合、筋肉に回されたり、運動時のエネルギー源となって使われたりする比率が高く、体脂肪になったり尿になったりする比率が少なくなるのです。
十分にたんぱく質を摂取している場合には、プロテインを飲む量を増やすより、BCAAの摂取量を増やしたほうが効果は高いということになります。

 

Q 7:プロテインを買ったら、お小遣いが残り少なくなってしまいました。BCAAとグルタミン、どちらを優先させるべきでしょうか?

A :目的に応じて使い分けます。筋肉を発達させたいならBCAA、体調を維持して健康な身体を作りたいならグルタミンを選ぶようにしてください。他にトレーニング中や試合中の集中力キープが目的の場合、BCAAを飲むようにします。肉離れなどの怪我をしてしまった場合も、BCAAを優先させると良いでしょう。
一方減量中の場合などは、筋肉が落ちるのを防ぐため、筋肉の分解(カタボリック)を防ぐ作用のあるグルタミンが必須となります。またグルタミンは甘いものへの欲求を抑える作用もあるので、その意味でも減量には役立つはずです。ちなみにグルタミンはアルコール中毒の治療にも使われますので、アルコールを減らしたい方にもお勧めできます。

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Q 5:経済的な問題のため、プロテインとアミノ酸の両方を買うことができません。どちらを選べば良いのでしょうか?

A:トレーニングをしている場合、一日に必要なたんぱく質の量は「体重1kgあたり2g」です。 これだけの量が食事から摂取できるのならば、プロテインよりはアミノ酸を選ぶようにします。例えば体重45kgの女性だったら、一日に必要なたんぱく質量は90g。アミノ酸で10gを摂取するとして、残りの80gを食事から摂取することは不可能ではありません。ただし肉や魚、卵などのたんぱく源となる食材を、毎食必ず食べる必要があります。
しかし体重70kgの男性だったら、一日の必要たんぱく質量は140g。アミノ酸で15gを摂取したとしても、残りの125gを食事から摂取するのは難しいでしょう。頑張って食べまくったとしても、脂肪からくる余計なカロリーを摂取することになりますし、胃腸への負担も大きくなります。 しかも「体重1kgあたり2g」というのは最低量です。よって殆どの場合、「まずはプロテイン」と考えてください。十分なたんぱく質を摂取してはじめて、アミノ酸の効果が得られるのです。

 

Q 6:BCAAは筋発達のために重要なアミノ酸だと聞きました。前号では「プロテイン1gはアミノ酸1gと同等」だとしてありましたが、プロテイン1gとBCAA1gを比較した場合でも、やはり筋発達において同等なのでしょうか?

A :良い質問です。基本的に身体が必要とするたんぱく質を補う場合、プロテイン1gとアミノ酸1gは同等です。しかし「既に十分なたんぱく質を摂取している場合」においては、BCAAの効果はプロテインを上回ります。
つまり、たんぱく質を多めに摂った場合、プロテインは筋肉に回されるだけではなく、糖質に変換されてエネルギーになったり、脂肪に変換されて体脂肪になったり、尿となって捨てられたりする割合が多くなります。しかしそれがBCAAの場合、筋肉に回されたり、運動時のエネルギー源となって使われたりする比率が高く、体脂肪になったり尿になったりする比率が少なくなるのです。
十分にたんぱく質を摂取している場合には、プロテインを飲む量を増やすより、BCAAの摂取量を増やしたほうが効果は高いということになります。

 

Q 7:プロテインを買ったら、お小遣いが残り少なくなってしまいました。BCAAとグルタミン、どちらを優先させるべきでしょうか?

A :目的に応じて使い分けます。筋肉を発達させたいならBCAA、体調を維持して健康な身体を作りたいならグルタミンを選ぶようにしてください。他にトレーニング中や試合中の集中力キープが目的の場合、BCAAを飲むようにします。肉離れなどの怪我をしてしまった場合も、BCAAを優先させると良いでしょう。
一方減量中の場合などは、筋肉が落ちるのを防ぐため、筋肉の分解(カタボリック)を防ぐ作用のあるグルタミンが必須となります。またグルタミンは甘いものへの欲求を抑える作用もあるので、その意味でも減量には役立つはずです。ちなみにグルタミンはアルコール中毒の治療にも使われますので、アルコールを減らしたい方にもお勧めできます。