競技パフォーマンスUP

最大エネルギーで試合に臨め -エネルギーとなるATP

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最大エネルギーで試合に臨め -エネルギーとなるATP

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まもなく秋のシーズンが開幕。春から夏にかけて全速力で駆け抜けてきたせいか、今になってなんだか身体に力が入らない。なんとかエネルギーを補充して本番でベストパフォーマンスを発揮したいところだが・・・
私たちの身体は運動する時ATP(アデノシン三リン酸)をエネルギーとしています。様々な代謝経路、材料からATPを合成していますが、スムーズに合成されてさえいれば、エネルギーの低下は起こらないはず。では、ATPはどのようにして合成されるのでしょうか?

■ハイパワーのATP-CP系

ATPはその名の通り、3つの「リン酸」が結合しています。そしてATPからリン酸 (P)が一つ外れると、ADP(アデノシン二リン酸)になります。このときにエネルギーが発生するのです。
ATP-CP系という代謝経路においては、クレアチンリン酸がADPと結びつきます。クレアチンリン酸は「クレアチン (Cr) +リン酸」ですので、このリン酸がADPに結合することで、ATPが再合成されます。
このATP-CP系から産生されるエネルギーは、短距離のダッシュや、ボールを思いっきり投げる、強力なパンチを繰り出すときなどハイパワーな運動においてATPを供給します。

ATP-CP系

しかし体内に貯蔵されているクレアチンリン酸の量は少ないため、この経路によるATP合成は8秒程度しか続きません。

■ミドルパワーの乳酸系、および持久力の有酸素系

ATP-CP系の次に働くのが、グルコース(ブドウ糖)を材料にしてATPを合成する「乳酸系」という代謝経路です。この経路は30秒程度の運動、いわゆるミドルパワーのエネルギー産生に関わります。そして、最後に働き始める代謝経路は、グルコースと脂肪からATPを産み出す「有酸素系」という経路です。主に長距離を走るときにATPを産み出してくれます。

[身体のガソリンとは?]

■エネルギーを高めるクレアチン

解糖系や有酸素系は、ATPの材料となる炭水化物や脂肪を普段の食事から摂取しておくことで、効率良くATPを合成することが出来ます。
では、ATP-CP系におけるATP合成はどうでしょうか。
ATP-CP系におけるATP産生が増えれば、より高いパワーを発揮することが出来ますが、その為には、貯蔵されているクレアチンリン酸の量を増やす必要があります。 そうすればより速く、より高く、そしてより強く戦えるのです。

若干の個人差はありますが、通常体内に100~120g程度のクレアチンリン酸が貯蔵されています。それを「クレアチン」を大量に摂取することで、体内のクレアチンリン酸の量を約20%増やすことができます。
ですからクレアチンを摂取することにより、短距離走のタイムが改善されたり、より高く跳べるようになったり、ベンチプレスの拳上重量がアップしたりすることは稀ではありません。

[どんな働きをするのだろう?]

■クレアチンを摂取するためには

クレアチンは肉や魚などに含まれます。このことからも分かるように、自然な食材に含まれる成分ですし、私たちの身体にもともと存在するものです。ですから多めに摂取したからといって、何か副作用があるというわけではありません。
さてクレアチンが効果を発揮する摂取量は、「1日に3g以上」です。1日に3gのクレアチンを28日間継続して摂取することにより、体内のクレアチン量を最大にすることができたという実験結果が存在します。

牛肉や豚肉には、1kgあたり4~5gのクレアチンが含まれます。サケやマグロ、タラなどは1kgあたり3~4g。ですから毎日1kgくらいの肉や魚を食べれば、クレアチンの威力を体感することができるはず。
しかし、毎日1kgの肉か魚を食べるというのはなかなか難しいのではないでしょうか。 また、毎日肉を1㎏も摂取していれば、無駄な脂肪も摂取してしまいます。しかも、クレアチンは熱を通すことで破壊されてしまいやすいという性質がありますが、毎日生肉や刺身を大量に食べるわけにもいかないでしょう。
そこで、「サプリメントでクレアチンを摂取する」のです。次号ではクレアチンサプリメントの効果的な摂取方法について解説します。

クレアチン

【1食(5g)あたり】

エネルギー:18kcal、たんぱく質:4.4g、脂質:0g、炭水化物:0g、ナトリウム:0.4mg(食塩相当量:0.001g)、クレアチン・モノハイドレート:4.99g

詳しい情報・ご購入はこちらから DNS Online Shop

クレアチンメガローディングα

1(7g)あたり】

エネルギー:24kcal、たんぱく質:5.0g、脂質:0.1g、炭水化物:1.1g、食塩相当量:0.002g、クレアチン・モノハイドレート:5.7gα-リポ酸:100mg

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まもなく秋のシーズンが開幕。春から夏にかけて全速力で駆け抜けてきたせいか、今になってなんだか身体に力が入らない。なんとかエネルギーを補充して本番でベストパフォーマンスを発揮したいところだが・・・
私たちの身体は運動する時ATP(アデノシン三リン酸)をエネルギーとしています。様々な代謝経路、材料からATPを合成していますが、スムーズに合成されてさえいれば、エネルギーの低下は起こらないはず。では、ATPはどのようにして合成されるのでしょうか?

■ハイパワーのATP-CP系

ATPはその名の通り、3つの「リン酸」が結合しています。そしてATPからリン酸 (P)が一つ外れると、ADP(アデノシン二リン酸)になります。このときにエネルギーが発生するのです。
ATP-CP系という代謝経路においては、クレアチンリン酸がADPと結びつきます。クレアチンリン酸は「クレアチン (Cr) +リン酸」ですので、このリン酸がADPに結合することで、ATPが再合成されます。
このATP-CP系から産生されるエネルギーは、短距離のダッシュや、ボールを思いっきり投げる、強力なパンチを繰り出すときなどハイパワーな運動においてATPを供給します。

ATP-CP系

しかし体内に貯蔵されているクレアチンリン酸の量は少ないため、この経路によるATP合成は8秒程度しか続きません。

■ミドルパワーの乳酸系、および持久力の有酸素系

ATP-CP系の次に働くのが、グルコース(ブドウ糖)を材料にしてATPを合成する「乳酸系」という代謝経路です。この経路は30秒程度の運動、いわゆるミドルパワーのエネルギー産生に関わります。そして、最後に働き始める代謝経路は、グルコースと脂肪からATPを産み出す「有酸素系」という経路です。主に長距離を走るときにATPを産み出してくれます。

[身体のガソリンとは?]

■エネルギーを高めるクレアチン

解糖系や有酸素系は、ATPの材料となる炭水化物や脂肪を普段の食事から摂取しておくことで、効率良くATPを合成することが出来ます。
では、ATP-CP系におけるATP合成はどうでしょうか。
ATP-CP系におけるATP産生が増えれば、より高いパワーを発揮することが出来ますが、その為には、貯蔵されているクレアチンリン酸の量を増やす必要があります。 そうすればより速く、より高く、そしてより強く戦えるのです。

若干の個人差はありますが、通常体内に100~120g程度のクレアチンリン酸が貯蔵されています。それを「クレアチン」を大量に摂取することで、体内のクレアチンリン酸の量を約20%増やすことができます。
ですからクレアチンを摂取することにより、短距離走のタイムが改善されたり、より高く跳べるようになったり、ベンチプレスの拳上重量がアップしたりすることは稀ではありません。

[どんな働きをするのだろう?]

■クレアチンを摂取するためには

クレアチンは肉や魚などに含まれます。このことからも分かるように、自然な食材に含まれる成分ですし、私たちの身体にもともと存在するものです。ですから多めに摂取したからといって、何か副作用があるというわけではありません。
さてクレアチンが効果を発揮する摂取量は、「1日に3g以上」です。1日に3gのクレアチンを28日間継続して摂取することにより、体内のクレアチン量を最大にすることができたという実験結果が存在します。

牛肉や豚肉には、1kgあたり4~5gのクレアチンが含まれます。サケやマグロ、タラなどは1kgあたり3~4g。ですから毎日1kgくらいの肉や魚を食べれば、クレアチンの威力を体感することができるはず。
しかし、毎日1kgの肉か魚を食べるというのはなかなか難しいのではないでしょうか。 また、毎日肉を1㎏も摂取していれば、無駄な脂肪も摂取してしまいます。しかも、クレアチンは熱を通すことで破壊されてしまいやすいという性質がありますが、毎日生肉や刺身を大量に食べるわけにもいかないでしょう。
そこで、「サプリメントでクレアチンを摂取する」のです。次号ではクレアチンサプリメントの効果的な摂取方法について解説します。

クレアチン

【1食(5g)あたり】

エネルギー:18kcal、たんぱく質:4.4g、脂質:0g、炭水化物:0g、ナトリウム:0.4mg(食塩相当量:0.001g)、クレアチン・モノハイドレート:4.99g

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1(7g)あたり】

エネルギー:24kcal、たんぱく質:5.0g、脂質:0.1g、炭水化物:1.1g、食塩相当量:0.002g、クレアチン・モノハイドレート:5.7gα-リポ酸:100mg

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