体重・脂肪DOWN

体脂肪を燃やし尽くせ!ー後編ー

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体脂肪を燃やし尽くせ!ー後編ー

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■脂肪酸のエネルギー化

カテキンが体脂肪を分解すると、脂肪酸が血液中に出てくる。これがエネルギーになって燃えてくれればいい。しかしエネルギーにするためには、ATPの合成工場に脂肪酸を運び込む必要がある。ATPの合成工場、それはミトコンドリアだ。

残念ながら脂肪酸はそのままではミトコンドリアに入り込むことができない。アシルカルニチンというものに変換され、初めて入り込むことができる。そしてミトコンドリアに入り込んだアシルカルニチンは、アシルCoAとカルニチンに分解され、アシルCoAがアセチルCoAとなってエネルギー経路に入り込んでいく、という流れとなる。

脂肪酸がアシルカルニチンになるときに必要となる酵素は「CPT1」である。そしてアシルカルニチンがアシルCoAとカルニチンに分解される時に必要となる酵素を「CPT2」と呼ぶ。この二つの酵素を作る時に必要とされるのが、「カルニチン」だ。

カルニチンが足りないと、脂肪酸をミトコンドリアに運び込めず、エネルギー化することができない。カルニチンはリジンとメチオニンから体内で合成することができる。しかしその合成能力は20代をピークにして、徐々に低下していってしまう4

30代になったら、外部からカルニチンを摂取することによって脂肪酸をミトコンドリアに運び込む能力を維持するようにしておきたい。

 

■ミトコンドリアでのエネルギー合成

エネルギー工場のミトコンドリアでは、「電子伝達系」によってATPが合成される。電子伝達系では複合体Ⅰから複合体Ⅳまでの間で電子がやり取りされ、その過程においてエネルATPが作り出される。

複合体の間で電子を受け渡す時に使われるのが、CoQ10である。つまりCoQ10が足りないと、ATPをスムーズに作り出すことができない。

CoQ10もカルニチンと同様、自前で合成することができる。体内ではコレステロールが合成されているが、それと同じ経路を使って合成されるのだ。

しかしやはり加齢に伴って体内におけるCoQ10の合成は低下し、例えば心臓におけるCoQ10の量は20歳の時を100%とすると、40歳では68.2%、80歳では42.9%になってしまう5,6

つまり、年を取ってエネルギーが低下したと感じるのは、CoQ10の合成能力が低下しているからでもある。

 

■そしてバーニングSP

ここまでをまとめよう。

  • 1. 体脂肪を分解して脂肪酸を血中に放出させる
  • 2. 脂肪酸をミトコンドリアに運び込む
  • 3. ミトコンドリアでATPを合成する

この流れがスムーズに行き、ようやく体脂肪が燃えてくれる。そして「1」においてはカテキン、「2」においてはカルニチン、「3」においてはCoQ10が必要とされる。

DNSの「バーニングSP」は9粒あたりに250mgのカテキンと750mgのカルニチン、そして80mgのCoQ10を配合している。これを運動の1時間ほど前に飲むことで、体脂肪のエネルギー化がスムーズに進み、君の身体を絞り上げてくれるだろう。なお、運動しない日は朝食後に飲むといい。

バーニング SP

【1袋(9粒3,177mg)あたり】エネルギー:12.8kcal、たんぱく質:0.96g、脂質:0.16g、炭水化物:1.89g、食塩相当量: 0.0012g、カルニチン:750mg、カテキン:250㎎、コエンザイムQ10:80mg

詳しい情報・ご購入はこちらから DNS Online Shop

 

(前編を読む)

【参考文献】

  • 4:Age and Sex Dependency of Carnitine Concentration in Human Serum and Skeletal Muscle Clinical Chemistry December 2001 vol. 47 no. 12 2150-2153
  • 5:Age-related changes in the lipid compositions of rat and human tissues Lipids July 1989, Volume 24, Issue 7, pp 579-584
  • 6:Biochemical, physiological and medical aspects of ubiquinone function Biochim Biophys Acta. 1995 May 24;1271(1):195-204
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■脂肪酸のエネルギー化

カテキンが体脂肪を分解すると、脂肪酸が血液中に出てくる。これがエネルギーになって燃えてくれればいい。しかしエネルギーにするためには、ATPの合成工場に脂肪酸を運び込む必要がある。ATPの合成工場、それはミトコンドリアだ。

残念ながら脂肪酸はそのままではミトコンドリアに入り込むことができない。アシルカルニチンというものに変換され、初めて入り込むことができる。そしてミトコンドリアに入り込んだアシルカルニチンは、アシルCoAとカルニチンに分解され、アシルCoAがアセチルCoAとなってエネルギー経路に入り込んでいく、という流れとなる。

脂肪酸がアシルカルニチンになるときに必要となる酵素は「CPT1」である。そしてアシルカルニチンがアシルCoAとカルニチンに分解される時に必要となる酵素を「CPT2」と呼ぶ。この二つの酵素を作る時に必要とされるのが、「カルニチン」だ。

カルニチンが足りないと、脂肪酸をミトコンドリアに運び込めず、エネルギー化することができない。カルニチンはリジンとメチオニンから体内で合成することができる。しかしその合成能力は20代をピークにして、徐々に低下していってしまう4

30代になったら、外部からカルニチンを摂取することによって脂肪酸をミトコンドリアに運び込む能力を維持するようにしておきたい。

 

■ミトコンドリアでのエネルギー合成

エネルギー工場のミトコンドリアでは、「電子伝達系」によってATPが合成される。電子伝達系では複合体Ⅰから複合体Ⅳまでの間で電子がやり取りされ、その過程においてエネルATPが作り出される。

複合体の間で電子を受け渡す時に使われるのが、CoQ10である。つまりCoQ10が足りないと、ATPをスムーズに作り出すことができない。

CoQ10もカルニチンと同様、自前で合成することができる。体内ではコレステロールが合成されているが、それと同じ経路を使って合成されるのだ。

しかしやはり加齢に伴って体内におけるCoQ10の合成は低下し、例えば心臓におけるCoQ10の量は20歳の時を100%とすると、40歳では68.2%、80歳では42.9%になってしまう5,6

つまり、年を取ってエネルギーが低下したと感じるのは、CoQ10の合成能力が低下しているからでもある。

 

■そしてバーニングSP

ここまでをまとめよう。

  • 1. 体脂肪を分解して脂肪酸を血中に放出させる
  • 2. 脂肪酸をミトコンドリアに運び込む
  • 3. ミトコンドリアでATPを合成する

この流れがスムーズに行き、ようやく体脂肪が燃えてくれる。そして「1」においてはカテキン、「2」においてはカルニチン、「3」においてはCoQ10が必要とされる。

DNSの「バーニングSP」は9粒あたりに250mgのカテキンと750mgのカルニチン、そして80mgのCoQ10を配合している。これを運動の1時間ほど前に飲むことで、体脂肪のエネルギー化がスムーズに進み、君の身体を絞り上げてくれるだろう。なお、運動しない日は朝食後に飲むといい。

バーニング SP

【1袋(9粒3,177mg)あたり】エネルギー:12.8kcal、たんぱく質:0.96g、脂質:0.16g、炭水化物:1.89g、食塩相当量: 0.0012g、カルニチン:750mg、カテキン:250㎎、コエンザイムQ10:80mg

詳しい情報・ご購入はこちらから DNS Online Shop

 

(前編を読む)

【参考文献】

  • 4:Age and Sex Dependency of Carnitine Concentration in Human Serum and Skeletal Muscle Clinical Chemistry December 2001 vol. 47 no. 12 2150-2153
  • 5:Age-related changes in the lipid compositions of rat and human tissues Lipids July 1989, Volume 24, Issue 7, pp 579-584
  • 6:Biochemical, physiological and medical aspects of ubiquinone function Biochim Biophys Acta. 1995 May 24;1271(1):195-204