競技パフォーマンスUP

実業団に負けないフィジカルを作る 筑波大学ハンドボール部のNEXT STAGE PROJECT

実業団に負けないフィジカルを作る
筑波大学ハンドボール部のNEXT STAGE PROJECT

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実業団に負けないフィジカルを作る 筑波大学ハンドボール部のNEXT STAGE PROJECT

実業団に負けないフィジカルを作る
筑波大学ハンドボール部のNEXT STAGE PROJECT

「学生ハンドボール界が目指したくなるチーム」というビジョンを掲げる筑波大学男子ハンドボール部。2019年の学生王者であり、今年の春秋のリーグとインカレ制覇を目指す彼らの、フィジカル&ニュートリション戦略を紹介しよう。

■技術があっても、フィジカルで劣っていたら自分のプレーをさせてもらえない。

日本トップレベルの強豪として知られる筑波大男子ハンドボール部。2018年に発足した筑波大学アスレチックデパートメントのモデルチームとして、彼らは今年の初旬から「NEXT STAGE PROJECT」と題するフィジカルアップへの取り組みを行ってきた。

チームのトレーニングのアドバイザーを務める、筑波大学の横川卓也アスレティックトレーナーは語る。

「プロジェクトは2月初旬からスタートしました。キャプテンを中心に選手が自主的に考えてプロジェクトを立ち上げ、僕はそこに助言する形でサポートしています。始める前の平均体重が約76kg。現在が78~79kgなので、この3カ月ほどで2kg強上がっている計算ですね。いったん体脂肪を含めて身体を大きくし、そこから今、徐々に絞れてきたかなという段階です。」


きっかけは昨年11月の日本選手権で、実業団チームと戦ったことだった。

横川「実業団の選手と遜色ない技術があったとしても、それを発揮する前に身体を当てられてしまえば、自分のプレーをさせてもらえない。社会人選手とのフィジカル差は予想以上。彼らに勝つには重さと筋力、スピードをワンランク上げる必要があることを痛感させられました。

実業団の選手は平均身長で180cm強。その中で日本代表クラスの選手は80kg以上がざら。90kg近い選手も多くいます。そこから目指すべき体格を考えると、身長180cm体重85kgぐらい。身長はまちまちですので(身長-95)kgを一つの目安にしています。」

重点的にフィジカル強化に乗り出したのは、今年のチームは例年より身長が低いこともあったという。今は大学チームも大型化も進んでおり、筑波大学が所属する関東リーグは大型化の傾向が顕著。そのため、重点的なウエイトトレーニングと食事管理は欠かせない。

チームが今回、最も重視したのが栄養摂取。まずは約30人の選手達をグループに分け、チャットアプリで毎回の食事を報告し合う形を作った。グループ分けでは、すでに目標体重を達成している選手や栄養に関する知識のある選手と、まだ身体ができておらず、栄養知識が足りない下級生を意図的に組ませ、知識のある選手が知識の足りない選手に積極的にアドバイスを送った。そしてトレーナーとキャプテンは全グループに入り、進捗状況をチェックした。

横川「やはり、栄養摂取を気にしていない選手ほど身体ができていない。今回のプロジェクトの最も大きな狙いは、そういった選手達の体格の底上げ。みんなトレーニングはちゃんとやっているので、栄養摂取を気にしたことでかなり身体が変わりました。」

筑波大生の大きな特徴が、ほぼ全選手が大学の近郊のアパートや学生寮で一人暮らしをしていること。選手達は午前に体育館での練習。大学近辺の店で昼食を摂り、週に数日、午後にウエイトトレーニングを行う。夕食は多くの選手が自炊。そんな生活の中で「何を食べるか」という意識が急激に高まり、DNSのサプリメントを積極的に活用する選手が増えたという。

練習後、チームが用意しているプロテインシェイク
練習後、チームが用意しているプロテインシェイク


横川「やはり、最も多く活用しているのはプロテインです。プロジェクトを始めたころは、毎日の練習に必ずプロテインを持ってきて練習後に飲むようにと指導していましたが、今は何も言わなくてもほぼ全員飲んでいますね。リカバリーの意識は相当上がりました。そしてプロテインの他にも、練習中にBCAA、練習後にR4などを多くの選手が摂っています。」

では、実際に選手達の声を聞いていこう。

■「NOブースターが集中力を上げてくれます」鈴木雄大(4年)

4年生のGK鈴木選手は、今回のプロジェクトで体重が約4kgアップしたと語る。

「今は身長183cm体重87kg。(身長-95)kgにあと+1kgです。筋力トレーニングと食事を気をつけたことで、動きのキレが上がりました。GKなのですが、実業団のチームはシュートの球威があるしボールも重い。そのため、来るとわかっていても捕れないような状況があった。GKにとってやはり一番大事なのは下半身の強化。そのため、スクワットやクリーン、デッドリフトなどを重点的に行っています。

夕食は週の半分ぐらい自炊ですね。たんぱく質と糖質はそれなりに摂れていますが、野菜をなかなか十分には摂れないので、DNSのビタミンスーパープレミアムミネラルスーパープレミアムを飲んで不足分を補うことを意識しています。サプリメントは他には、DNSのプロテインクレアチングルタミン、そして練習前にNOブースターを飲んでいます。集中力が上がり、プレーにすっと入れる気がしています。」

■「増量しても、しっかり動けています」榎本悠雅(3年)

RB・RW榎本選手はもともと身長175cm体重80kg。目標体重はプロジェクト前からクリアしていたが、体脂肪を減らして筋肉量を増やすため、意欲的にトレーニングと食事管理を行った。

「筋肉量は62kg→65kgで+3kg。体脂肪は17%→13%で-4%。体重も2kg増え今は82kgですが、しっかり動けていますので上手くいったと思います。僕も昼は練習後にチームのみんなと外食が多く、夜は自炊。たんぱく質が豊富な鶏肉を料理することが多いですね。普段は焼いて、寒かったら鍋。レパートリーは少ないです(笑)。


サプリメントは、DNSのプロテインを練習後と寝る前の1日2回飲んでいます。あとは練習前にBCAA、毎食後にビタミンスーパープレミアムミネラルスーパープレミアム、そしてスリーウェイケアを飲んでいます。スリーウェイケアは、膝に痛みがあって飲み始めました。プロテインは以前から摂っていましたが、それ以外のサプリメントは今回のプロジェクトがきっかけです。その効果で、よく動けています。」

■「食事を見直し、一気に10kg増やしました」町田健一郎(4年)

チームの広報担当でもあるLB町田選手は何と、このプロジェクトで一気に10kgの体重増をやってのけた。

「最上級生として、チームのために何ができるか。チームを引っ張る意味でも自分が率先してやろうという思いから取り組みました。プロジェクトが始まったころに就職活動が重なり、ストレスもあって70kgぐらいまで体重が落ちてしまったんですよ。そこから食事を見直し、一気に10kg増やしました。なかなかきつかったですね。


プロジェクト中はとにかく食べていました。1~2週間続けると、胃が大きくなった感覚がありましたね。特に気をつけたのが間食。脂肪は気にしなくてもいいから、とにかく増やそうと考えて、どら焼きやお餅、カステラ、パンなど糖質を多めに摂りました。一回で食べると消化が悪くなるので、数回に分けて食べることを意識しました。10kgの増量でしたがもちろんトレーニングもしっかり積んだので、筋肉でそのうち5~6kgは増やせていると思います。ここからは増やした筋肉をなるべく維持しながら、身体を絞っていきます。

サプリメントはDNSのプロテインを練習前後に必ず、あとはビタミンスーパープレミアム。そして試合期にクレアチンを摂ります。クレアチンは、短期間で多めにローディングして試合に備えています。晩ご飯は僕も自炊が多いですね。忙しいので、鍋とかカレーとか、とにかく簡単に作れておいしいものにします(笑)。カレーは一度作れば3日食べられるのでよく作りますね。実はキャプテンの朝野翔一朗が農家さんとつながりを作って、余ってしまった野菜を提供していただいています。ブロッコリーとかいろいろな野菜を入れた具だくさんのカレーを食べたりと、助かっていますね」

■安心・安全を担保し、スポーツと学業を両立できる環境を整えたい。

筑波大学男子ハンドボール部は、同大アスレチックデパートメント(AD)のモデルチームとして活動を行っている。筑波大学ADは、「最高の学校スポーツプログラムを創る」をビジョンに、スポーツからの教育変革を成し遂げるために、筑波大学内で立ち上げられた組織。学校が責任を持つスポーツ活動の確立と人材育成、「学校にスポーツがあることの価値」を最大化する貢献事業の創造、全国の学校に取り組みを広く共有し新たな学校スポーツを共に創り出す、の3つを基軸とした取り組みで、学校スポーツ教育の変革を目指している。

同大ADの山田晋三副アスレチックディレクターは、ハンドボール部の現状そして学生アスリートの栄養摂取の重要性についてこう語る。

「まず、DNSの製品は科学的エビデンスに基づいて開発されている。その部分は非常に大きいですね。なぜなら安心・安全は僕らの大きなキーワード。学生のためにもまずはそこを担保してスポーツに取り組んでもらい、スポーツと学業をきちんと両立できる環境を整えてあげたいと思っているからです。」


身体作りは安心・安全の一番の基本。ケガをした時にどうするか、という対策も重要だが、そもそも負傷しない身体を作ることが欠かせない。そのために大切なのは、トレーニングと休養、そして栄養摂取だ。

山田「ただし学生達が適切なものを食べられているかは、なかなか把握しにくい。今は学食も使えませんので、一人暮らしで疲れて家に帰ると、楽で手軽に食べられるものに走りがち。学生達は授業もあって多忙ですし、サプリメントを上手く活用して効率的に身体作りを行っていくことは欠かせません。DNSさんとは今後もよきパートナーとして、いい取り組みを続けていけるのではないかと思います。

食事は毎日するもの。大学時代の4年間だけでなく、今後の長い人生の中で積み上げていくものです。より豊かな人生を送っていく上でも、食事について理解するのは大切。そのことも含めて、学生達に栄養の正しいノウハウを啓蒙していけたらいいですね。」

チームの目標は、春秋のリーグとインカレ制覇。昨年はコロナ禍の影響でインカレが開催されず、残念な1年だった。大学のディフェンディングチャンピオン、そして実業団チームに立ち向かうチャレンジャーとして、プレーとフィジカルの研鑽を続ける筑波大男子ハンドボール部。彼らの今シーズンの戦いについて、引き続きレポートしていきたい。

筑波大学ハンドボール部
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「学生ハンドボール界が目指したくなるチーム」というビジョンを掲げる筑波大学男子ハンドボール部。2019年の学生王者であり、今年の春秋のリーグとインカレ制覇を目指す彼らの、フィジカル&ニュートリション戦略を紹介しよう。

■技術があっても、フィジカルで劣っていたら自分のプレーをさせてもらえない。

日本トップレベルの強豪として知られる筑波大男子ハンドボール部。2018年に発足した筑波大学アスレチックデパートメントのモデルチームとして、彼らは今年の初旬から「NEXT STAGE PROJECT」と題するフィジカルアップへの取り組みを行ってきた。

チームのトレーニングのアドバイザーを務める、筑波大学の横川卓也アスレティックトレーナーは語る。

横川卓也アスレティックトレーナー
横川卓也アスレティックトレーナー

「プロジェクトは2月初旬からスタートしました。キャプテンを中心に選手が自主的に考えてプロジェクトを立ち上げ、僕はそこに助言する形でサポートしています。始める前の平均体重が約76kg。現在が78~79kgなので、この3カ月ほどで2kg強上がっている計算ですね。いったん体脂肪を含めて身体を大きくし、そこから今、徐々に絞れてきたかなという段階です。」

きっかけは昨年11月の日本選手権で、実業団チームと戦ったことだった。

横川「実業団の選手と遜色ない技術があったとしても、それを発揮する前に身体を当てられてしまえば、自分のプレーをさせてもらえない。社会人選手とのフィジカル差は予想以上。彼らに勝つには重さと筋力、スピードをワンランク上げる必要があることを痛感させられました。

実業団の選手は平均身長で180cm強。その中で日本代表クラスの選手は80kg以上がざら。90kg近い選手も多くいます。そこから目指すべき体格を考えると、身長180cm体重85kgぐらい。身長はまちまちですので(身長-95)kgを一つの目安にしています。」

重点的にフィジカル強化に乗り出したのは、今年のチームは例年より身長が低いこともあったという。今は大学チームも大型化も進んでおり、筑波大学が所属する関東リーグは大型化の傾向が顕著。そのため、重点的なウエイトトレーニングと食事管理は欠かせない。

チームが今回、最も重視したのが栄養摂取。まずは約30人の選手達をグループに分け、チャットアプリで毎回の食事を報告し合う形を作った。グループ分けでは、すでに目標体重を達成している選手や栄養に関する知識のある選手と、まだ身体ができておらず、栄養知識が足りない下級生を意図的に組ませ、知識のある選手が知識の足りない選手に積極的にアドバイスを送った。そしてトレーナーとキャプテンは全グループに入り、進捗状況をチェックした。

横川「やはり、栄養摂取を気にしていない選手ほど身体ができていない。今回のプロジェクトの最も大きな狙いは、そういった選手達の体格の底上げ。みんなトレーニングはちゃんとやっているので、栄養摂取を気にしたことでかなり身体が変わりました。」

筑波大生の大きな特徴が、ほぼ全選手が大学の近郊のアパートや学生寮で一人暮らしをしていること。選手達は午前に体育館での練習。大学近辺の店で昼食を摂り、週に数日、午後にウエイトトレーニングを行う。夕食は多くの選手が自炊。そんな生活の中で「何を食べるか」という意識が急激に高まり、DNSのサプリメントを積極的に活用する選手が増えたという。

練習後、チームが用意しているプロテインシェイク
練習後、チームが用意しているプロテインシェイク


横川「やはり、最も多く活用しているのはプロテインです。プロジェクトを始めたころは、毎日の練習に必ずプロテインを持ってきて練習後に飲むようにと指導していましたが、今は何も言わなくてもほぼ全員飲んでいますね。リカバリーの意識は相当上がりました。そしてプロテインの他にも、練習中にBCAA、練習後にR4などを多くの選手が摂っています。」

では、実際に選手達の声を聞いていこう。

■「NOブースターが集中力を上げてくれます」鈴木雄大(4年)

4年生のGK鈴木選手は、今回のプロジェクトで体重が約4kgアップしたと語る。

GK鈴木雄大選手
GK鈴木雄大選手

「今は身長183cm体重87kg。(身長-95)kgにあと+1kgです。筋力トレーニングと食事を気をつけたことで、動きのキレが上がりました。GKなのですが、実業団のチームはシュートの球威があるしボールも重い。そのため、来るとわかっていても捕れないような状況があった。GKにとってやはり一番大事なのは下半身の強化。そのため、スクワットやクリーン、デッドリフトなどを重点的に行っています。

夕食は週の半分ぐらい自炊ですね。たんぱく質と糖質はそれなりに摂れていますが、野菜をなかなか十分には摂れないので、DNSのビタミンスーパープレミアムミネラルスーパープレミアムを飲んで不足分を補うことを意識しています。サプリメントは他には、DNSのプロテインクレアチングルタミン、そして練習前にNOブースターを飲んでいます。集中力が上がり、プレーにすっと入れる気がしています。」

■「増量しても、しっかり動けています」榎本悠雅(3年)

RB・RW榎本選手はもともと身長175cm体重80kg。目標体重はプロジェクト前からクリアしていたが、体脂肪を減らして筋肉量を増やすため、意欲的にトレーニングと食事管理を行った。

RB・RW榎本悠雅選手
RB・RW榎本悠雅選手

「筋肉量は62kg→65kgで+3kg。体脂肪は17%→13%で-4%。体重も2kg増え今は82kgですが、しっかり動けていますので上手くいったと思います。僕も昼は練習後にチームのみんなと外食が多く、夜は自炊。たんぱく質が豊富な鶏肉を料理することが多いですね。普段は焼いて、寒かったら鍋。レパートリーは少ないです(笑)。

サプリメントは、DNSのプロテインを練習後と寝る前の1日2回飲んでいます。あとは練習前にBCAA、毎食後にビタミンスーパープレミアムミネラルスーパープレミアム、そしてスリーウェイケアを飲んでいます。スリーウェイケアは、膝に痛みがあって飲み始めました。プロテインは以前から摂っていましたが、それ以外のサプリメントは今回のプロジェクトがきっかけです。その効果で、よく動けています。」

■「食事を見直し、一気に10kg増やしました」町田健一郎(4年)

チームの広報担当でもあるLB町田選手は何と、このプロジェクトで一気に10kgの体重増をやってのけた。

LB町田健一郎選手
LB町田健一郎選手

「最上級生として、チームのために何ができるか。チームを引っ張る意味でも自分が率先してやろうという思いから取り組みました。プロジェクトが始まったころに就職活動が重なり、ストレスもあって70kgぐらいまで体重が落ちてしまったんですよ。そこから食事を見直し、一気に10kg増やしました。なかなかきつかったですね。

プロジェクト中はとにかく食べていました。1~2週間続けると、胃が大きくなった感覚がありましたね。特に気をつけたのが間食。脂肪は気にしなくてもいいから、とにかく増やそうと考えて、どら焼きやお餅、カステラ、パンなど糖質を多めに摂りました。一回で食べると消化が悪くなるので、数回に分けて食べることを意識しました。10kgの増量でしたがもちろんトレーニングもしっかり積んだので、筋肉でそのうち5~6kgは増やせていると思います。ここからは増やした筋肉をなるべく維持しながら、身体を絞っていきます。

サプリメントはDNSのプロテインを練習前後に必ず、あとはビタミンスーパープレミアム。そして試合期にクレアチンを摂ります。クレアチンは、短期間で多めにローディングして試合に備えています。晩ご飯は僕も自炊が多いですね。忙しいので、鍋とかカレーとか、とにかく簡単に作れておいしいものにします(笑)。カレーは一度作れば3日食べられるのでよく作りますね。実はキャプテンの朝野翔一朗が農家さんとつながりを作って、余ってしまった野菜を提供していただいています。ブロッコリーとかいろいろな野菜を入れた具だくさんのカレーを食べたりと、助かっていますね」

■安心・安全を担保し、スポーツと学業を両立できる環境を整えたい。

筑波大学男子ハンドボール部は、同大アスレチックデパートメント(AD)のモデルチームとして活動を行っている。筑波大学ADは、「最高の学校スポーツプログラムを創る」をビジョンに、スポーツからの教育変革を成し遂げるために、筑波大学内で立ち上げられた組織。学校が責任を持つスポーツ活動の確立と人材育成、「学校にスポーツがあることの価値」を最大化する貢献事業の創造、全国の学校に取り組みを広く共有し新たな学校スポーツを共に創り出す、の3つを基軸とした取り組みで、学校スポーツ教育の変革を目指している。

同大ADの山田晋三副アスレチックディレクターは、ハンドボール部の現状そして学生アスリートの栄養摂取の重要性についてこう語る。

「まず、DNSの製品は科学的エビデンスに基づいて開発されている。その部分は非常に大きいですね。なぜなら安心・安全は僕らの大きなキーワード。学生のためにもまずはそこを担保してスポーツに取り組んでもらい、スポーツと学業をきちんと両立できる環境を整えてあげたいと思っているからです。」


身体作りは安心・安全の一番の基本。ケガをした時にどうするか、という対策も重要だが、そもそも負傷しない身体を作ることが欠かせない。そのために大切なのは、トレーニングと休養、そして栄養摂取だ。

山田「ただし学生達が適切なものを食べられているかは、なかなか把握しにくい。今は学食も使えませんので、一人暮らしで疲れて家に帰ると、楽で手軽に食べられるものに走りがち。学生達は授業もあって多忙ですし、サプリメントを上手く活用して効率的に身体作りを行っていくことは欠かせません。DNSさんとは今後もよきパートナーとして、いい取り組みを続けていけるのではないかと思います。

食事は毎日するもの。大学時代の4年間だけでなく、今後の長い人生の中で積み上げていくものです。より豊かな人生を送っていく上でも、食事について理解するのは大切。そのことも含めて、学生達に栄養の正しいノウハウを啓蒙していけたらいいですね。」

チームの目標は、春秋のリーグとインカレ制覇。昨年はコロナ禍の影響でインカレが開催されず、残念な1年だった。大学のディフェンディングチャンピオン、そして実業団チームに立ち向かうチャレンジャーとして、プレーとフィジカルの研鑽を続ける筑波大男子ハンドボール部。彼らの今シーズンの戦いについて、引き続きレポートしていきたい。

筑波大学ハンドボール部